号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

物語制作

物語の未来を創る方法

本、森沢明夫の「プロだけが知ってる 小説の書き方」を読みました。 感想です。 この本は長くもないので、内容の事は極力書きません。書くとただのネタバレでしかないからです。 とても良くできてます。 税込みでも1500円以下で買えるので、興味がある方…

制作者さえも超える物語

物語制作で「最高責任者さえも超える作品を作るには、どうすればいいのか?」を考えます。 最高責任者とはアニメや映画なら、普通は監督と言うことになります。 アニメ「輪わるピングドラム」はもはやイクニ監督を超えた作品になってると、最近は思っていま…

暗喩物語

暗喩とは、隠喩とかメタファーとも呼ばれるもので、物語の中で何かを表すのに、まるっきり違うものを使い表す事ですね。 よくあるのが水滴とか雨で、涙とか悲しみを表す事です。 他にも暗いトンネルで奥が見えないのは、未来が見えない状態とかを表し、何か…

コミュニケーション

庵野さんがエヴァの舞台挨拶の時、何度も客に頭を下げてました。 (シンエヴァでかなり客が入り、大成功だと分かった後での舞台挨拶の事です) あれが気になってたのですが、最近分かった気がしたので書きます。 (もちろん全然間違ってるかもしれませんけど…

人智を超えたものに、たどり着けなかった話

アニメの方の「シドニアの騎士」見ました。 感想、ネタバレです。 このアニメから考えられるアニメと漫画の違いに付いても言います。 アニメの結論から言うと、始めは面白いのですが、最後まで見るとどうかな? まずいい所 たぶんですが、この元の漫画の原作…

今季アニメランキング一位

アニメ「王様ランキング」三話まで見ました。感想、ネタバレです。 「感動ポルノ」とは? の事も書きます。 上手いですね。良く出来てます。 私もそうでしたが、絵柄で見ない人が多いでしょうけど、一度は見た方が良い作品です。せめて2話まで見て下さい。 …

笑いと怒りと感動

『感情から書く脚本術』 カール・イグレシアス著 物語の脚本の本です。 ハリウッド映画が基本ですが、他の物語制作にも役立つ事でしょう。 これを元に、岡田斗司夫さんが言っていた「感動」について書きます。 本の中に「感情を売るビジネス、それがハリウッ…

テーマとコンセプト

物語の「テーマ」と「コンセプト」についてを、主に書きます。 カール・イグレシアス著「感情から書く脚本術」を読み、本の中の気になった所を書こうと思いました。 しかし、「コンセプト」と「テーマ」と言う章があるのですが、この言葉の違いすら分からな…

Plot

物語制作時に使われる意味での「プロット」はこう使われるべきだ、と言う提案です。 プロットとは「その世界の歴史を、どの順番、どの目線で見るかを記したもの」であるべきだと思います。 書籍「感情から書く脚本術」カール・イグレシアス著の中に、面白い…

量子的物語

アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」の6話を見ていて頭に浮かんだのが、漫画の「今際の国のアリス」のオチです。 つまりワンダーエッグの6話だと「最後にどう落とす事も出来る」と言う事です。 極論で言えば「最後を当てたくても、考えるだけ無駄だ…

ルーブ・ゴールドマン・マシン

アニメ「結城友奈は勇者である」2期見ました。気になった所を書きます。批判です。 このアニメ見てると、押井守さんが本で言ってた事が頭に浮かんできました。 「同じジャンルの物を沢山見ろ」「駄作も見ろ」と言う事です。 何でもそうですが、似てる物を比…

なぞなぞ

映画「TENET」と「十三人の刺客」と「攻殻機動隊」とかで、気が付いた細かな事を書きます。 難解な漫画、アニメに「攻殻機動隊」があります。 昔にいくつか見ましたが、内容は良く分かりませんでした。 問題は、良く分からないのだけど、それを分かろうとす…

輪廻転生と宗教

物語としての宗教の使い方について、私の考えを言います。 「かぐや姫の物語」の最後に月に赤ん坊が映る絵が出ますね。 ネットの意見を聞くと、月の赤ん坊の絵は、子供の頃の記憶や、地球での思いでは残ると言いたいのじゃないのか? とありました。でもなら…

印象操作

印象を具現化したのがアニメだと言いましたが、実写でも何でも印象を具現化する所もあるのだな、と思えてきました。*1 実写でも作られてる所はあるのだから、そこはアニメと同じなのですね。実は線引きは無いのかもしれません。 ただアニメは印象の具現化が…

印象の具現化

映画「花とアリス殺人事件」を見ての事と、アニメとは何か? の個人的な意見です。 似て非なるものを見て、比べてみる。 そこには同じ所と違う所がある。物語では、それに面白い所とつまらない所があるので、何の要素がどう影響しているのかが分かりやすくな…

主人公はHeroではない。

主人公とは何か? 第二回です。 前に私は「主人公とは物語と等価だ」と言いました。(2020年7月16日) もっと言えば、この二つは同じ物ともいえる。 もっと正確には、物語と同じものと言えるものが主人公だ。 しかしよく考えると、主人公には二つの意…

ライトでポップでキュートなニクイあんちくしょうと今夜もランデブー

前から気になっていた「アニメのリアルさ」の事を、まとめて書きます。 アニメ「デカダンス」を三話まで見ています。 英語でデカダンスは退廃とか衰退の意味ですね。この方向に行くと日本のアニメは衰退していくように見えるのですが、どうでしょうか? デカ…

物語 = 主人公

主人公とは何か? と言う話です。 国語辞典によると、主役とは主人公の役だそうです。 そして主人公は中心人物だそうです。 そうなると私が前に言った事は間違いと言う事になります。 アムロレイは主役では無いと言った事です。 アムロは中心人物なので、主…

約束の地へ

ボグラー&マッケナ著「物語の法則」の中に「ストーリーとは作者と観客の契約」だと言う所がある。 例えば映画なら「金を払い、その上90分かそこら自分だけに注目してくれるように頼む」ような事だと書いてあります。 だからこそ、それに値する対価を払う…

森のケーキ屋さんのジレンマ

今は昔。森の奥にケーキ屋さんがありました。 そこにはおじさんの妖精さんが二人いて、ケーキを作っていました。 一人の髭のおじさんはとてもケーキ作りが上手でした。それこそ一度食べたら病みつきになり、まだ食べたい、また食べたい、と皆が思う様な不思…

機械仕掛けのりんごは思考しない。

2004年のアニメ映画「アップルシード」と、2007年の続編「エクスマキナ」を見ました。 よくある続編物の失敗について書きます。 何か文句ばっかり言ってますが、要はバランスです。良い所は他の人が言ってくれるでしょうから悪い所を言います。 ちな…

ネバーランドの呪い

成長しない呪いの始まりは、どこまでさかのぼるのか? アトムだろうか? 「成長しないキャラクター」の呪いについて書きます。 クリストファーボグラー&デイビットマッケナ著 「物語の法則」を読みました。映画の脚本を作る為の創作術だそうです。 この本の…

反社会性パーソナリティ障害

物語にはサイコパス的な人が良く出てきます。 なのでその事をよく理解して物語を見ないと、間違った答えを出してしまいます。 反社会性パーソナリティ障害の「サイコパス」についてです。 専門家ではありません。そして個人の感想です。なので疑って聞いてく…

3、人の物語を救おう、と言う話

書籍「SAVE THE CAT の法則」 ブレイク・シュナイダー著の感想の三回目です。 198ページ、この映画のどこがまずいのか? 重要なのは正直に評価して、問題個所を全部直そうと本気で考えているか? だそうです。 どうしても自分にあまくなるのと、自分の作…

2、猫を救おう、と言う話

書籍「SAVE THE CAT の法則」 ブレイク・シュナイダー著の感想の二回目です。 170ページ、脚本を動かす黄金のルール こういう事をすれば物語が面白くなると言う技ですね。 たぶんプロはもちろんの事、素人も色々知っているのでは無いでしょうか? 大小あ…

1、脚本家を救おう、と言う話

書籍「SAVE THE CAT の法則」 ブレイク・シュナイダー著 の感想です。脚本術の本です。 私は素人です。ではなぜ素人が物語の文句を言ってるのか? プロの方が物語の悪い所も含め言ってくれれば、私はあえて言いません。 しかし同業者はつぶし合いになるので…

緑色のハンバーグ

どうも人は年を取ってくると、小難しい事を言いたくなってくるようです。 それは監督でもそうです。 私は常々物語と言うのは、とにかく面白くなくてはいけないものだと思っています。 その事に関して書きます。 ネット動画で元は有料だが、一部無料でYouTube…

空からカエル

ここのブログで悪く書いている作品もありますね。 でも良い所があるのに、ここは悪いなあ、と思った作品ですよ。 本当に悪い作品はそもそも書きません。世の中には悪口を言うカロリーさえも惜しくなる作品ありますよね? この作品の為に「悪い」なんて言って…