号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

いくつかのアニメの感想 1

最近見た、いくつかのアニメの事を書きます。 どれもこれも惜しいね。 アニメ「灰羽連盟」考察です。 この世界はあの世ですね。 ラッカとレキは自殺じゃないかと言われています。 でもたぶん違います。自殺かな? どうかな? 位ですね。 ハッキリしないから…

勇者前田

映画「桐島、部活やめるってよ」感想です。二回目です。 前田は主人公では無い。では何か? ネットで皆の感想を聞き、よく考えると面白い要素が色々あるので書こうと思います。 同じ事を言っても意味が無いので、他の人が書いている事は、面白い事でもなるべ…

主人公はHeroではない。

主人公とは何か? 第二回です。 前に私は「主人公とは物語と等価だ」と言いました。(2020年7月16日) もっと言えば、この二つは同じ物ともいえる。 もっと正確には、物語と同じものと言えるものが主人公だ。 しかしよく考えると、主人公には二つの意…

学校を見つめ直す話。

映画「桐島部活やめるってよ」感想です。ネタバレです。 説教臭くなりましたが、勘弁です。 昔から気にはなっていました。小説で名が出て来たあたりからです。 しかも「どうも桐島は出ないらしい」とはどこかから漏れ聞こえてたので、なお更気になっていまし…

フロッピーディスクの中の夢

映画「ブルーベルベット」感想です。ネタバレです。 成り立ちが違うが、似て来る物がある。 似ていると言う事は、似ていると分かる要素がある。 分かる要素を特徴と言うのでしょう。 恐竜の時代、イルカみたいな形の動物がいたそうですね。イルカに似ている…

つまらない大人になった王子さま。

映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」の感想です。ネタバレです。 最後どうするのだろう? と思って見てました。 そこを間違えなければ、小粒だけど、名作入りかも知れないな、と思っていました。 結果、間違ってたと思います。残念です。 お金かかって…

押井守の映画50年50本 その3

「押井守の映画50年50本」の感想、続きです。今回で最後です。 最初に私のまとめを書いときます。 最後の映画「シェイプウォーター」で押井さんは98点だと言います。あと2点はどの映画でも永遠に埋まらない2点だそうです。 ここで1点ではなく2点に…

押井守の映画50年50本 その2

「押井守の映画50年50本」の感想、続きです。 102ページ 職業映画と言うジャンル 「戦争の犬たち」と言う映画を、傭兵と言う職業を表す映画と言っています。 他にも職業を伝える映画と言うジャンルがあると言います。押井さんは「カタログモデル」の…

押井守の映画50年50本 その1

「押井守の映画50年50本」と言う本の感想です。 名前は有名ですが、押井守さんて良く知りませんでた。こんな人だったのですね。良くも悪くも、もっと天才肌なのかな? と思っていました。 学生時代に一年で映画1000本見てたそうです。どうかしてます…

歴史は繰り返す。

トマ・ピケティの本「21世紀の資本」の映画で、同じ名の「21世紀の資本」の感想です。専門家では無いので疑って聞いてください。 内容は、今の時代の貧富の差が大きくなっている事への警鐘です。 それを本ではたぶん細かく言っているのでしょうけど(私…

体験型アトラクション風塹壕戦

映画「1917 命をかけた伝令」感想です。ネタバレです。 ワンカット風撮影で名を上げたそうですね。これはとっても力業です。今の時代だからこそ出来た気がします。 まず思うのが「ゲームぽいな」と言う事です。3DCGの三人称ゲームですね。主役を第三者から…

グリッドマン同盟とは何か?

アニメ「SSSS.GRIDMAN」感想の二回目です。ネタバレです。 あれ? 思った以上に深い物語かもね、と思えてきました。 ただどこまで監督が狙ったのかは分かりませんけど。もし狙ったのなら名監督の予感がしますね。 アカネは小柄で童顔巨乳なのです。これがう…

夢のあとに残ったもの

少女革命ウテナ の映画版「 アドゥレセンス黙示録」の感想です。ネタバレです。 テレビ版のウテナの言いたい所を凝縮して伝えた事と、テレビでやりたかったけどやれなかった事をやった感じですね。 ただ、やりたかったからだけではなくて、イクニさんなりの…

延々感動詞を読む話

ユリイカ 幾原邦彦特集読みました。感想です。残念です。 誰かに愛について 聞いたとします。色々な角度からの沢山の答えが返ってきたとします。では、その人は愛を理解しているのでしょうか? Googleで愛について検索したとします。色んな角度からの沢山の…

Save the Soul of Social withdrawn Sfx nerd

アニメ「SSSS.GRIDMAN」感想です。ネタバレです。 たぶん元々狙った訳でも無い所もあったが、やってくうちにとても上手く収まった物語になったのでは無いでしょうか? 元になったのが実写の怪獣物で、ウルトラマンの系譜ですかね? それでいて元々コンピュー…

星を愚直に真っ直ぐ進み、辿り着いた場所。

アニメ「Zガンダム」の劇場版三部作を見ました。感想、ネタバレです。 フィクションは人が作るものなのだから、その人の感性や感情や知識などが影響してくるのは当たり前な訳です。 その中でも色んな知識や経験がある人で、なおかつ色々考える人、しかもそ…

薔薇の名前

サンテグチュペリの「星の王子さま」の事を書きます。 それとウンベルトエーコの小説「薔薇の名前」を織り交ぜ、バラの名前について書きます。 長くなりますが、まずは前提条件です。 例えば、夫人が旦那に「昨日あなたが女の人と歩いてのを友達が見た」と言…

【星の王子様】殺人事件

【1】 キツネ 「社長、何度考えても分からない物は、分からないのじゃないですか?」 バオバブ 「いや、何度も考え、話し合う事で道が開かれることもある。さあもう一度だ」 バラ 「まだ続けるのですか? まじめなんですね。じゃあもう一度。では『星の王子…

ライトでポップでキュートなニクイあんちくしょうと今夜もランデブー

前から気になっていた「アニメのリアルさ」の事を、まとめて書きます。 アニメ「デカダンス」を三話まで見ています。 英語でデカダンスは退廃とか衰退の意味ですね。この方向に行くと日本のアニメは衰退していくように見えるのですが、どうでしょうか? デカ…

中庸

儒教の四書のひとつ「中庸」の事を書きます。 ただ元の本は難しそうなので、アマゾンで説明本を検索しました。 と言う訳で、伊與田さんと言う方が大事な所を分かりやすく説明している本「中庸に学ぶ」の感想にしておきます。 前から私は「問題の多くは質の問…

人にとっての海

4月17日にアニメ映画「海獣の子」の感想を書きました。 この映画、妙に気になるのでその後もたまに頭に浮かんでました。 たぶん原始的な暮らしをしている人の世界観を元に作られた漫画からの映画化だったので、その世界観が気になっていたのでしょう。 自…

交わした約束忘れないで。

細田守監督について書きます。wiki等の情報が基本なので情報量は少ないです。つまり疑って聞いてください。 細田監督作品のアニメ映画「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」「未来のミライ」から読み取れる事を書…

道半ば

アニメ映画「未来のミライ」感想です。ネタバレです。 岡田斗司夫さんて方がyoutubeでも動画を公開しています。 そこでこの映画の話をしてました。なるほどね、と参考にした事は言っとかないといけませんね。岡田さんが言った事は私では気が付かなかったので…

今敏's Adventures in Wonderland

Q1、さて、ここで問題です。アニメ「パーフェクトブルー」「千年女優」「東京ゴットファーザーズ」「妄想代理人」「パプリカ」に対し、私が足りないと思ったものは何でしょうか? 今敏監督のこれらの作品は前から不思議だな? と思ってました。 見る前には…

物語 = 主人公

主人公とは何か? と言う話です。 国語辞典によると、主役とは主人公の役だそうです。 そして主人公は中心人物だそうです。 そうなると私が前に言った事は間違いと言う事になります。 アムロレイは主役では無いと言った事です。 アムロは中心人物なので、主…

ゼロ時間へ。そして……

アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」(以後、あの花)「心が叫びたがってるんだ。」(以後、ここさけ)「空の青さを知る人よ」(以後、空青) この三つの原作が(ユニット名で)「超平和バスターズ」ですね。 「ここさけ」と「空青」を見て、…

今日も空が青いね。

私事で何ですが、小さい頃は曇りが好きでした。 と言っても消去法です。雨は流石に鬱陶しい。晴れは眩し過ぎて溶けてなくなってしまいそうに感じていました。だからましなのが曇りでした。 しかしいつの日か、空が晴れて青く見えると、とてもありがたく感じ…

約束の地へ

ボグラー&マッケナ著「物語の法則」の中に「ストーリーとは作者と観客の契約」だと言う所がある。 例えば映画なら「金を払い、その上90分かそこら自分だけに注目してくれるように頼む」ような事だと書いてあります。 だからこそ、それに値する対価を払う…

森のケーキ屋さんのジレンマ

今は昔。森の奥にケーキ屋さんがありました。 そこにはおじさんの妖精さんが二人いて、ケーキを作っていました。 一人の髭のおじさんはとてもケーキ作りが上手でした。それこそ一度食べたら病みつきになり、まだ食べたい、また食べたい、と皆が思う様な不思…

サンダ 対 ガイラ

映画「サンダ対ガイラ」ほぼ関係ありません。 数年前の話を蒸し返すようで悪いのですが。 お笑いコンビ品川庄司の品川さんが映画監督をしていて、映画の中で映画批評をする人に対し、批判をした様に見える事をしたそうです。 その事に対し、ラジオで映画評論…