号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

24年アジアカップ バーレーン戦の前 考察

ふと、思ったのが「サッカーの代表選は、色々と面白いな」と言う事です。

それは、考える事のネタとして、面白い事に気が付きました。

 

私は、サッカード素人です。

でもだからこそ「知らない事で、状況証拠だけで考察、予測をする」事の練習になるのです。

知らないからこそ、練習になる。

 

前に言った様に、全ての人は、自分の得意分野や仕事以外に事には、素人です。

政治でも医療でも芸能でも隣人問題でもです。

その分野で仕事にしている人だって、それ以外は素人なのです。

だから、知らない分野の事を理解する可能性を高める事は、皆必要なのです。

だから、日頃から「状況証拠だけで、考察する」事を練習しておく事は、必要だと思っています。

 

そうは言っても、情報が少なければ流石に考察も出来ない。

だから、多くの人が見ている「サッカー日本代表戦」と言うのが、練習になるのです。

もちろん、wbcの野球などでも良いのだけど、サッカーが一番代表戦が多いし、注目度も大きいので、情報が多く、だからこそ知らない事でも考察が出来るのです。

 

他にも、注目が大きい物には人の意見や考えが多く出て来ます。それも面白い。

前にここで感想を書いた書籍「バカと無知」で書いてあったのが「人は陰ながら、上の立場の人をおとしいれるのが、快感だ」と言う事です。

サッカーなどのスポーツは特に多いのですが、とにかくアンチが多いですね。

久保とか三苫などでもいるのだから、全てのサッカー選手にアンチがいるのでしょう。

これが前は不思議だったのだが「立場が上の人をおとしいれるのが快感」と言うのを聞いて納得しました。

誰でもいいから、悪口を言いたかったのですね。

 

今回はザイオンが言われています。

あれも「おとしめる人を探している奴がいる」のが問題です。

多くが叩くだろう人を探し出し、それに乗っかり、馬鹿にしたりするのが快感なのです。

これはイジメと同じ様な、本能に沿った行動であり、だから今は必要がない本能です。

だから駆逐しないといけない本能です。

 

私が思うにイジメとは「群れる動物で、下の方のいらない人物を群れから排除する行動」だと思っています。

群れるので、下のいらない人物も生き残ってしまうので、それを排除して群れの存在確率をあげる行動だと思っています。

では上の人物をおとしいれるのはどういう事か?

書籍「バカと無知」では「上の人を下に落とせば、自分の立場が上がるから、この様な行動をする」とありました。確かにそれもあるのでしょう。

ただ、群れの上の人を落とす事は、足の引っ張り合いであり、だから群れとしてはマイナスです。それを推し進める行動が残っているとは、私には思えないのです。

少なくとも他の理由「も」ある筈だと思うのです。

私が思ったのは「(歳とったりして)弱ったリーダーを落とし、強いリーダーに変える為」じゃないかな? と思っています。

だから「強い立場にいたが(今で言うと金持ちも含む)、今は弱っている人を皆で叩く本能」なのだと思うのです。

なんであれ、昔に築かれた本能であり、今やいらない本能なのは、イジメと同じです。

 

私がゴジラの山崎監督や、サッカーの森保監督を叩く人が嫌いなのが、この理由です。

個人的に、この二人が好きなわけでは無いし、やり方だって好きなわけでは無い。

ただ、上手く行った時は褒めるのが、現在の社会には必要なのに、昔の本能で叩きやすい人を探して叩いてい来るアホがいるのが、頭に来るのです。

 

例え文章であっても、その人が「本当に悪いと思っていて文句を言ってるのか?」もしくは「ただ、叩きやすい人を探して叩いているだけか?」って、分かりますよね?

正直言うと、100%は分からないのだけど、少なくとも50%は分かる(たぶんもっと高確率で当たってるとは思うけど)。

だから山崎監督でも森保監督でもザイオン相手でも、文句を言ってる奴で「こいつただ叩きたいだけだな」と思った奴の、半分は「ただ叩きたいだけの、下らない奴」だと分かるので、ムカつくのです。

 

そう言うと「いや本当に悪いと思っているだけで、叩きたいだけではない」と、必ずこいつらは言います。

その文章から、ただ叩きやすいだけの可能性が50%以上でバレている事に気が付いていない、バカなのでしょう。

これを読んでいる人でも、普段から話相手の感情が分かる人なら、ただ叩きたいだけかなんて、分かるでしょ?

 

それらの事も考えられるから、代表戦ってやはり面白いな、と思うのです。

 

 

さて、次はバーレーン戦です。

 

その前に、前回のイラク戦後のインドネシア戦のおさらいです。

前回ここで書いた事は、大体は合ってたと思います。

大きく外れたのが、中山が出て来た事ですね。

ワールドカップでも怪我がなければ出たろうから、いい選手なのは分かる。

だから、使うのは分かるけど、1,2戦で使わなかったのが、分からない。

イラク戦で、伊藤を酷使したから、思ったより疲れていて、急遽出したのかな? と思っています。

たぶん、始めから3戦目で使う気なら、どこかで出してた気がします。だから良く言えば臨機応変で出して来た、悪く言えば考えが雑だ、と言う事です。

 

では、次はどういう布陣でくるか? 予測して見ましょう。

もう一度言いますが、私はド素人です。だから戦術は無視します。あくまで大きな目線からの戦略的な話になります(だから「大体」と言う事です)。

 

まずスケジュールがタイトらしいです。

日本は四戦戦って優勝する気だろうから、四戦戦う気で組んでくる。

だとしたら、休ませながら戦わないと、四戦はもたない。

すると、四戦全て出ずっぱりは無理でしょう。

なら休ませながら、戦わなければならない。

 

普通に考えれば、バーレーンより、二戦目のイランが強い。

それに多分三戦目より四戦目の優勝決定戦の方が強いチームの可能性が高い。

だとしたら、二戦目と四戦目の方が、一戦目と三戦目より強いメンバーで行く筈です。

これが飛び飛びなので、上手い具合に一軍を休ませながら戦える、と言う事です。

 

今の日本が良いのは、二軍でも強いメンバーが組めることです。

もはや二軍かどうか? も分からない人達で組めるので、日本は楽です。

(たぶん明らかな二軍扱いは、予備のキーパーとディフェンダーの二人だけでしょう)

 

では次のバーレーン戦はどうするか?

たぶんインドネシア戦と同じよう布陣で行くと思うのです。

 

つまり伊藤は使わず、守田も使わない。

 

菅原はどうかな? 

私なら菅原で行くけどね。そしてイラン戦で毎熊にします。

 

伊東は出るかもしれない。

ただ、途中で久保に代えると思うけど(勝っていれば)。

 

そして負けていれば、後半途中から色々代えて来るでしょう。

(勝っていれば富安と遠藤は下げるでしょうけど)

 

このインドネシア戦と同じような布陣、と言うのは皆も納得するはずです。

前回のインドネシアで勝てた布陣で行くのだから、それが普通だと思う筈です。

 

 

これでバーレーン戦に勝てたら、次はたぶんイラン戦でしょう。

で、イラン戦はどうするのか?

 

ここで伊藤と守田を使う。

南野も毎熊も使う。

 

イランにしてみたら、ターンオーバーでこう来るかもしれないとは思うでしょう。

ただ、インドネシア戦とバーレーン戦で見せた布陣で、基本はくると言う頭の方が強いと思います(自分ら相手にターンオーバーはないだろう、と思う筈です)。

だとしたら、混乱させれます(イランはイラク戦の方が二軍だと思っていて、それを自分らには使わないと思っているだろう、って事です)

だから、たぶんイラン戦で、強い相手用の布陣で来ると思うのです。

(私が思う日本の一軍とは「強い敵用布陣」の事です。そしてそれは伊藤、守田、毎熊、南野を出すと言う事です。もちろん富安、板倉もそうですが。久保は後半からでも結果を出すから、ジョーカー的な使い方で良い気がしてます)

 

だとしたら、もしかしたら、ここで浅野も出て来るかもしれない。

 

ちなみに、三苫は怪我明けだし、たぶん後半途中からの出場だと思います。バーレーン戦かイラン戦かの、出始めは、です。

 

 

もしこのような感じで行き、しかもイラン戦で勝てたのなら、森保監督らの作戦勝ちでしょう。

イラク戦のボロボロなのも含めた、相手を混乱させる戦略だと言う事になるからです。

(これは、イラク戦の方が一軍が多かったのを誤魔化せた、と言う事です)

 

さて、どうでしょうね?

面白くはなってきましたね。