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書籍「バカと無知」感想、続きです。 7 民主的な社会がうまくいかない不穏な理由 8 バカに引きずられるのを避けるには? 9 バカが利口と塾講するという悲劇 「三人寄れば文殊の知恵」と言うが、本当に皆で話し合えば、より良い結果を出せるのか? につい…
書籍「バカと無知」感想続きです。 5 バカは自分がバカであることに気が付いてない この本の表題に係る所であり、一番面白いあたりです。 アメリカの大学での実験内容について書いてあります。 論理的推論能力テストで、下位4分の1の学生の平均が12点だ…
書籍「バカと無知」感想、3回目です。 4 キャンセルカルチャーと言う快感 東京五輪の担当ミュージシャンが過去のイジメを理由に辞任、演出家が過去にホロコーストをギャグにした事により解任、出演俳優が過去に障がい者を揶揄したコントをしていた事に対し…
書籍「バカと無知」本文の感想と、個人の意見を書いていきます。 1なんでみんなこんなに怒っているのか 面白いですね。 人は動物なので、進化の過程で、「良い事」より「悪い事」に強く反応するように出来上がった、とあります。 なので、悪いニュースに強…
橘玲の書籍「バカと無知」読みました。 個人的な感想を書きます。 説明、解説はしません。 なので、あくまでこの本を持っている人しか、分からない書き方になると思います。 値段も高くもないし、面白いので読んでみた方が良いと思います。 ネットで岡田斗司…
復刻版「逆襲のシャア 友の会」読みました。 アニメ映画「逆襲のシャア」自体も、35年ぶりくらいに見なおしました。 感想、考察を書きます。 このアニメ「逆シャア」は、三つの階層があると思っています。 一つが、見たまんまの世界であり、宇宙世紀の話で…
本、森沢明夫の「プロだけが知ってる 小説の書き方」を読みました。 感想です。 この本は長くもないので、内容の事は極力書きません。書くとただのネタバレでしかないからです。 とても良くできてます。 税込みでも1500円以下で買えるので、興味がある方…
寺山修司「幸福論」見ました。 第一の感想は「何言ってるか分からない」という事です。 第二の感想は「やはり寺山は科学者ではなく文学者なのだな」という事です。 一応ネットで皆の感想を見てみました。 しかし多くの人が「分からない」と言わないものです…
なるほどね。お見事です。 漫画「タコピーの原罪」、三回目です。ネタバレです。*1 漫画の表紙が まりな と しずか ですね。 同じアングル、同じ泣き顔で似たもの同士を表してます。 そして指の糸が繋がり、運命のつながりを感じられます。 ではなぜ? そし…
漫画「タコピーの原罪」、二回目です。考察です。ネタバレです。*1 原罪とは何か? 前に言った様に、幸せしか知らないのがタコピーの原罪だと、今でも思ってます。 しかし、作者がそう思ってたか? と言うと、たぶん違う気がします。 物語と言うのは作者がど…
漫画「タコピーの原罪」感想です。ネタバレです。 ネット動画「山田玲司のヤングサンデー」で紹介されていて、面白そうだったので読みました。 まあ、よくやるね。 ファンタジーですね。 見終わってみると、別にそれほど突飛なことをやってる訳でもないのが…
マイケル・ハワード著「クラウゼヴィッツ」読みました。 もちろんクラウゼヴィッツの事についての本です。 特に有名な本「戦争論」に付いての事が多かったでしょうか? (この本の事と、今現在22年2月17日のウクライナの状況についても書きます) 「戦…
ちょっと漠然とした考察です。勘弁です。 宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」の事です。 ちなみに「セロ弾きのゴーシュ」は読んでません。wikiの情報がほぼ全てです。その程度です。 暗喩物語の巨匠、と最近思えて来た寺山修司。 彼の戯曲「奴婢訓」の登場人物…
「山田玲司のヤングサンデー」と言うのが無料分ですがyoutubeにも出て来ます。 ここでルドガー・ブレグマン著「HumanKind 希望の歴史」と言う本の事を言ってました。 結構売れてる本だそうです。しかもアマゾンで高評価です。 人は元来「善」ではないのか? …
寺山修司の戯曲の本、新装版「寺山修司幻想劇集」(平凡社)の感想です。 前にアマゾンで検索した時、この本は出て来なかった気がするのですが? 白昼夢でしょうか? 寺山さんの戯曲の中で、有名な作品がのってる本が見付かったので読みました。 「レミング…
角川文庫「戯曲 毛皮のマリー・血は立ったまま眠っている」感想です。 寺山修司の戯曲の本ですね。 「さらば、映画よ」「アダムとイブ、私の犯罪学」「毛皮のマリー」「血は立ったまま眠っている」「星の王子さま」が収録されています。 最後の寺山修司によ…
書籍「ひとの気持が聴こえたら」 ジョン・エルダー・ロビソン著 感想です。 この本自体だけではなく、そこから思い出された物の感想も言います。 ネットで岡田斗司夫さんがこの本の事を言ってたので、興味があり読みました。 副題が「私のアスペルガー治療記…
『感情から書く脚本術』 カール・イグレシアス著 物語の脚本の本です。 ハリウッド映画が基本ですが、他の物語制作にも役立つ事でしょう。 これを元に、岡田斗司夫さんが言っていた「感動」について書きます。 本の中に「感情を売るビジネス、それがハリウッ…
物語の「テーマ」と「コンセプト」についてを、主に書きます。 カール・イグレシアス著「感情から書く脚本術」を読み、本の中の気になった所を書こうと思いました。 しかし、「コンセプト」と「テーマ」と言う章があるのですが、この言葉の違いすら分からな…
物語制作時に使われる意味での「プロット」はこう使われるべきだ、と言う提案です。 プロットとは「その世界の歴史を、どの順番、どの目線で見るかを記したもの」であるべきだと思います。 書籍「感情から書く脚本術」カール・イグレシアス著の中に、面白い…
漫画「夕凪の街 桜の国」感想です。ネタバレです。 見た事は無いですが、たぶん人は泣きながらは首をつらない。泣きながら飛び込まない筈です。多くは真顔で死んでいく筈です。 私も人の子なので、泣いている人をテレビとかで見かけると、もらい泣きをしそう…
「押井守の映画50年50本」の感想、続きです。今回で最後です。 最初に私のまとめを書いときます。 最後の映画「シェイプウォーター」で押井さんは98点だと言います。あと2点はどの映画でも永遠に埋まらない2点だそうです。 ここで1点ではなく2点に…
「押井守の映画50年50本」の感想、続きです。 102ページ 職業映画と言うジャンル 「戦争の犬たち」と言う映画を、傭兵と言う職業を表す映画と言っています。 他にも職業を伝える映画と言うジャンルがあると言います。押井さんは「カタログモデル」の…
「押井守の映画50年50本」と言う本の感想です。 名前は有名ですが、押井守さんて良く知りませんでた。こんな人だったのですね。良くも悪くも、もっと天才肌なのかな? と思っていました。 学生時代に一年で映画1000本見てたそうです。どうかしてます…
トマ・ピケティの本「21世紀の資本」の映画化で、同じ名の「21世紀の資本」の感想です。 専門家では無いので疑って聞いてください。 内容は、今の時代の貧富の差が大きくなっている事への警鐘です。 それを本ではたぶん細かく言っているのでしょうけど、…
ユリイカ 幾原邦彦特集読みました。感想です。残念です。 誰かに愛について 聞いたとします。色々な角度からの沢山の答えが返ってきたとします。では、その人は愛を理解しているのでしょうか? Googleで愛について検索したとします。色んな角度からの沢山の…
サンテグジュペリの「星の王子さま」の事を書きます。 それとウンベルトエーコの小説「薔薇の名前」を織り交ぜ、バラの名前について書きます。 長くなりますが、まずは前提条件です。 例えば、夫人が旦那に「昨日あなたが女の人と歩いてのを友達が見た」と言…
【1】 キツネ 「社長、何度考えても分からない物は、分からないのじゃないですか?」 バオバブ 「いや、何度も考え、話し合う事で道が開かれることもある。さあもう一度だ」 バラ 「まだ続けるのですか? まじめなんですね。じゃあもう一度。では『星の王子…
ボグラー&マッケナ著「物語の法則」の中に「ストーリーとは作者と観客の契約」だと言う所がある。 例えば映画なら「金を払い、その上90分かそこら自分だけに注目してくれるように頼む」ような事だと書いてあります。 だからこそ、それに値する対価を払う…
ユヴァル・ノア・ハラリさんの書籍「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考 」の事を書く二回目です。感想です。 281ページ、無知 複雑な世の中になったので個人が知っている事などたかが知れてるが、自分は知っていると錯覚しがちだ、との事です。 …