ウクライナの事です。
とうとう11月です。冬が来ますね。
「勝った! また勝った!!」と言う、第二時大戦時の大本営発表の様な記事が、最近出なくなりました。
この戦争は、日本にもためになりますね。
あの二次大戦時の新聞記事の問題点が、一般の日本人に知れ渡って無いのが露呈したからです。
「勝った勝った」と言うニュースも「鬼畜米英」の言葉も、当時どうして出てきて、どこが問題だったのかを、一般人が理解してないのが分かったのは、日本人にも良かった事です。
結局は学校教育です。
そこで教えないから、現代になっても、同じ様な状況でまた流され踊らせれているのでしょう。
ぜレンスキーが「ロシアはヘルソン州の無人化を図っている」と言ったようです。医療機関や救急車を大量に押収しているというのです。
ヘルソンでロシアは、住民の避難も急いでいるようです。
このニュースは、まあ分かるのですけど、yahooニュースの感想だと「ロシアが酷い」と言ってます。
しかも「この地域の人を逃しているのは、核などの大量破壊兵器を使う気だろう」と言う人も多いですね。
これは一般人だから何言っても良いのだけど、プロがちゃんと説明しないから、訳の分からないことを平気で言うのでしょう。
まず、クリミアの水がこの辺から来ているし、そもそも近いので、ここで核兵器などを使うのは、ただの馬鹿です。
その時は、もう最後の時でしょう。プーチン自体の自爆テロの時です。
プーチンが自爆テロをするのなら、ヘルソンを滅ぼすのではなく、世界を滅ぼすときなので、気にしないで結構です。その時はみな死にますから。
ロシアが攻められる地域から人や物資を逃がすのは、当然でしょう。
もちろん悪いのはロシアです。
それにロシアが人道的に人を逃しているわけでもないでしょう。
しかし人を逃がすこと自体は、正しいことです。
そして人を逃がすのに、大事な物を残して逃げるわけがない。みんな、大事な物は持って逃げるでしょ?
ウクライナはブチャ近郊で、人を逃しませんでした。
あそこは「攻められると分かっていた」地域です。
そこで「民間人が沢山殺された」と騒いでいたでしょ?
民間人だったのなら、逃がせば良かったのです。攻められると分かっているのだから。
しかし逃さなかった。男は逃げてはいけないと言ったからでしょう。
そして時間稼ぎの盾となって、死んでいったのです。
今回、ヘルソンが戦争地域になるのは間違いがない。
だから逃がすのは当然です。逃さないほうがおかしい。
ロシアが悪いのは、みんな知っている。
だからと言って、ウクライナ側の行動がすべて正しく、ロシア側の行動が全て間違っているとは限らない。
遠くの島国から見ている我々は、感情的にならず、正確に見ておくことが大事です。
もう一度いますが、
正確に見ることが出来ない国だと分かったので、今後は直していかないといけないでしょう。
そもそも、日本にとったら北朝鮮の方を気にしておくべきだとは、ずっと私は言ってるけど、今は特にそういう状況です。
ヘルソンの街が、10月中にも取れるのじゃないのか? と言ってましたが、無理でしたね。
どの位取り返せるかは、各国の軍部ぐらいしか分からないので、それはしょうがないのですが、問題は「誰が何を言っていたかは覚えておきましょう」という事です。
10月中にも取れる、と「強く」言ってた奴らは、思いつきでその場の勢いで言ってるだけの奴らだとは確定したので、そう思ったほうが良いでしょう。
(ちゃんとした人は、分からない事は分からないと、伝わった状態で言います。さもそれらしい事を言ってるだけの人は、いつもそれらしい事だけを言ってる人だと言う事です。晴れた日に「明日も晴れるだろう」と感覚だけで言う人の事です)
ちょっと話がずれるけど、我慢できないので少し言っときます。
核魚雷ポセイドンのニュース記事が、一ヶ月くらい前に、このタイミングで出てきました。本当に、どうでもいい。
このタイミングで、どうでもいいポセイドンの話を出してくる奴なんか、もしかしたらあの教授じゃないか? と思ったら、あってました。
本当こいつ、ずっといい加減な事ばかり言ってます。
こいつを出すマスコミは聞く必要がないマスコミだと分かるから、分かりやすいけど、流石に頭にきます。
核魚雷は迎撃出来ないという事です。
どっちみち、今本気で撃ってきた核ミサイルは、ほとんど迎撃できなだろうから同じです。沢山撃てばいいからです。
だから核魚雷なんか、日本人が気にする事ではない。
魚雷でなくても、核を撃たれたら日本は消し飛ぶので、気にしないでいいです。
ヘルソンは街なので、ここでの戦いが今後を占うと思っていました。
ウクライナがここをどうするのか? が私の気にしている所です。
前にロシアが海の方の町を取り囲んだ時は、街を破壊しましたね。それに圧倒的にロシアが有利なのに、結構長引きました。
つまり、市街戦とはそれだけ大変なのです。
ウクライナが、ヘルソンを廃墟にするわけも行かないでしょう。
そうなると、実際どう取るのか?
はっきり言って私には分かりません。
だから気になっているのです。
ロシアにとったら川向こうなので、一見守りにくそうだけど、そうでもないでしょう。
平地の真ん中の方が、囲まれて大変だと思います。
川と言ったって、船だとすぐ渡れる位の幅です。
だから物資だって送れることでしょう。重火器は無理ですけど、市街戦なのでそこは当てにしてないことでしょう。
確かに、船は無防備になるので、狙われる可能性は高いです。
しかしそれはウクライナ側にも言えることです。ウクライナだって川を渡らないと行けないからです。
「物資を送れないロシアが不利だ」というのなら、それは「いつか川を渡らないといけないウクライナが、いつか不利になる」と言ってるようなものです。
ロシアがダムを決壊させようとしているようです。
最後には決壊して逃げることでしょう。
これもニュースで「ロシアは酷い」と言っている人がいる。
まあ酷いのはそうだろうけど、このダム決壊のニュースで言うのか?
ウクライナが負けてる時は「決壊させて逃げた、すごいぞ!」と言ってなかったか?
ウクライナにとったら、自国の施設の破壊であり、ロシアとは違うと言いたいのだろうけど、じゃあ「施設を破壊したロシアは酷い」と言ってるだけですね。
街を破壊して、人を殺してきて、その中で大きな施設を破壊したのが、今更酷いというのか?
どうも感情的になってわめいているだけの人が多い。
この感情的になってわめいている人達の話は、家族や友達と話しているのと同じですね。井戸端会議の話でしか無い。
井戸に水をくみに来たついでの話でしか無いのことは、理解して聞きましょう。
街、ヘルソンはプーチンにとったら負けてもいいのです。
ただ、泥仕合になればいい。
そして、世間に街の酷い有様を見せれればいい。
だからヘルソンは今後を占う戦いになりそうです。
そしてそれは、ウクラナイ側にも分かっていて、だから攻めあぐねているのでしょう。