号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

これは、来たかな?

「水星の魔女」6話、感想、考察です。

 

結局、私は毎話書いている。

と言う事はハマりましたね。

困りましたね。

 

面白いですね。良かったですね。

 

暗喩を元にする事により、予期せぬアイディアが生まれるものだと、最近分かってきましたが、それの成功例ですね。

もちろん、その元のアイディアから面白く構築する能力が必要なので、誰でも出来るものでは無い。

だから、流石です。

よくぞここまで来たなあ、と感慨深いです(自分で言っといて、何様だろうとは思うけど)。

 

さて、また今後がつまらなくなる予測を書きます。注意です。

 

プロスペラがあのプロローグのおばあさんでは無いのか? と言っている考察がありますね。

私も、あっている可能性はあると思っています。

ただまだ分からないので、可能性は残っている、位ですけどね。

 

前に私は、プロスペラは緑の目なので、ユリ熊の「るる」にかかっているのでは無いのか? と言いましたが、まだそう思っています。

つまり、同一性と双子性があると言う事です。

私は、やはりエルノラとプロスペラは別人だと思います。

そうする事により、双子性が成立するからです。

 

では、暗喩としてプロスペラが誰なのか?

初めは元ガイナックスの澤村さんかな? と思いました。粉飾決済時の社長ですね。

でもたぶん、武田康廣さんと言う方だと思えてきました。

wikiによると、この人太っていて、岡田斗司夫さんと「双子の悪魔」と名乗り、イデオンオ宣伝番組に出た事があるようです。

「双子」と言うワードが出て来たので、要注意ですね。

初代社長の岡田さんと、始めからガイナックスに係わっている武田さん。怪しいですね。

この武田さんが岡田さんに、働かないからガイナックスの社長辞めろ、と言ったそうです。

だからこの人がプロローグのおばあさんでプロスペラかな? なんて思っています。

 

で、そうなると、やはり岡田さんがエルノラか?

そして、前に言った様に、一話の太った謎の人、怪しくないですかね?

 

ちなみに、おばあさんが生きているとしたら、スレッタの父も生きてるかもな? と思えてきました。

スレッタの父も生きていて、復讐をしようとしているのかな?

もし出てきたら、たぶん髭づらな気がしますけど、どうでしょうか? そして森の中に暮らしているのです。

 

6話のエラン・ケレスの話。悲しいですね。

だから流石です。これで、いつか盛り上がる事、間違いがないのです。

 

グエルがやはり追い出されましたね。

やはりグエル関係の話は、ふざけてますね。

そしてグエルの話も、今後盛り上がる事間違いがないので、ここも流石です。

 

さて、6話で「21年前の事を恨んでいるのか?」みたいな事を話してましたね。

これも流石です。良い具合に振ってきますね。

21年前に何があったのか?

普通、これがプロローグの事だと思うでしょ?

でも、誰もプロローグの事だとは言ってません。

スレッタが17歳で、あのテロの年に生まれたとしたら、21年前とは「エリクトが生まれた時」じゃあないですか。

エリクトが特別なのは、なぜだったのか?

そして、その出生に何があったのか?

もちろん、それはまだ分かりません。

ただ、なぜ死んだか? もしくは、なぜ今はいなくなったのか? の謎がこれで分かるかも知れません。

 

この「水星の魔女」も2クールだそうですね。

だとしたら、後半から雰囲気が違う物語になりそうです。

たぶん9話位で、タネあかしか、分かる人にはタネあかしに見える物語を、入れて来るのかな?

なぜそう思うのか?

それは「ピンドラ」がそうだからです。

だから、期待してます。

 

この学校物の前半で、個人個人を掘り下げ、

だからこそ、後半で戦争物になっても、盛り上がる事でしょう。

いやあ、これは来たかもしれないねえ。

さて、どうでしょうね?

あとは、この作品も、最後にコケない事を願うばかりです。

そうすれば歴史に名を刻みそうです。

 

 

22年11月7日 やはり、追加

 

実は他人の考察なのですが、感心したので書いときます。

(他人の考察をそのままのせるなんて、普通私はしないのですが、個人的に残したい為に書いときます)

 

5話の占いの時、兄弟を表す石があったのが12の場所。

アラビア数字の6がスィッタとよみ、スレッタの事だろう。

エアリアルガンビットのかずが11個。

だからスレッタには12人の兄弟がいて、それでエアリアルが出来ている。

 

なるほどですが、怖い設定になってきましたね。

 

6話で、1個のガンビットを、他のガンビットで守る、と言う演出があり「なぜだろう?」と思っていたけど、この1個1個が兄妹だとしたら……。

このガンビットがエランの周りをまわるのが、まるで「かごめかごめ」のようです。

これも、これらが子供だとしたら納得します。

 

ガンビットが11人の子供達で、エアリアルがエリクトだとしたら、12人の兄弟になりますね。

この兄妹が、本当の兄弟か? 一緒に水星にいた子供達、と言う意味かは分かりませんけど。

 

スレッタと言う名が、ずっと気になっていたのだが、この数字の6じゃ無いのか? と言うのはありそうですね。

私には分からなかったので、知れて良かったです(ここから取ったと、あっていればですけどね)。

 

今回はみんなで考えているので、流石に色々出て来ますね。

個人的に思うのは、製作者は「全てをだまそう」とまでは考えずに、素直に終わらせてほしいです。

あまりミステリーに凝り過ぎると、他の所がおろそかになるので、気を付けた方が良いと言う事です。

あくまで、物語として面白かったらいいじゃないか、と私は思っているのです。

 

 

22年11月9日 まだ追加

 

スレッタがあのテロの時に生まれたのじゃ無いのか? と言う人は多い。

だから21年前と言う数字が出たら、普通エリクトの誕生の時の話だと思う、と思ってました。

しかしそれを言う考察がない。なぜだろうか?

明らかにエリクトだけが特殊だったのはおかしいでしょ?

エラン・ケレスの内容は「体を改造されている」と言うヒントでしょ?

なら、エリクトも生まれながら、なにかしら改造されていた、と思う方が普通です。

そして、それがあって長生きできなかった、と言う風にも取れるのです。

 

そしてこれで「生まれた時から呪われていて、生贄要因だった」キャラがエリクトだった、と言うのが出来上がります。

前から「エアリアルのアルファベットの単語に、エリクトの名の一部が含まれているから、エアリアルの中にエリクトがいる」と言う考察は出てきてます。

つまり「生まれた時の名前に、既に呪いが含まれていた」と言うのも出来上がるのです。

 

出来上がると言うのは何か? それはピンドラとの関係性です。

ピンドラも「生まれながら呪われていて、しかも名に刻まれていた」と言う話であり、ミステリーです。それとかぶせて来たのでしょう。

 

ちなみに、水星の魔女とピンドラとの関係性を言う考察は、見受けられない。

だとしたら、みんながやってる事の考察が、出来上がる事はないのです。

まあピンドラ考察から始まったこのブログだから、分かるのは当たり前とも言えますけど。

 

ピンドラでやってる事に気が付いてしまって、それに感動して、やってしまうなんて、マギレコと同じですね。あとはワンダーエッグもそうかな?

この、面白さに気が付いてやってしまうのは皆そうです。芥川だって太宰だって、昔の作品に感動して、似たような作品(パロディか?)を書いてしまっていますね。吾輩もイヌである、とかね。

それに寺山がよくやってました。

だから、それは良い事だと思います。

 

話は戻して、

エランの顔を変えられている、と言うのが分かりました。これもヒントです。

プロスペラの顔なんか信用してはいけない、と言う事です。

 

このミステリー色が強い内容、これもピンドラからでしょう。

やりたくなるのは、分かります。