号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

渚のはいからガメラは宗教テロのトラウマを打ち砕けるか?

平成ガメラ三部作の第一作目は、1995年だったそうです。

 

アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」7話まで見ました。

ネタバレです。考察です。何かこじつけがましくなってきましたが、当たるも八卦当たらずも八卦です。

 

その前に、他のサイトを見てて思った事がありますので、それを先に言います。

聖地巡礼をしてる方がいましたね。何人かいるようですが。

どうもこのアニメの場所は千葉あたりだそうです。

背景は写真を加工しているのと、写真からトレースしてるのとが混ざっているのかな? と思っていたので、まあどこかしらに元があるとは思ってました。

アニメでも実際の世界っぽい所だと、この様に写真からおこした方が早いだろうとは思ってました。

しかしこのアニメはその融合が上手いですね。アニメの手書きの方のクオリティも上げているので、実写からおこした情報が多い背景ともバランスが取れてます。

それに聖地巡礼サイトの方が、アニメと同じアングルで写真を撮ろうとしているのですが、それで言ってたのが興味深かったですね。

「こんなに望遠ばかりで撮ってるアニメは今までなかった」と言うような事です。面白いですね。実際に写真で撮ってみて初めて分かる事ですからね。

アニメはあまり遠近感を付けませんね。パースをきつくしない。これは手で書くアニメでパースがきついと大変だからですね。

止め絵ならまだいいけど、アニメで背景も動かすととても大変ですね。だからやらない。

あと考えられる事として、情報を少なくしているアニメでパースがきついと、絵がうるさいのかもしれないですね。絵に必要のない主張が出て来るのでしょう。

アニメは象徴であり、印象の具現化なので、必要のない情報は無くていいのです。

そして見慣れてる事もあり、アニメでは遠近感があまり強くない方がそれっぽくなります。他の手で書く所との整合性も含めると、なお更あまり遠近感を付けない方が良さそうです。

そうなると写真で取る時は、望遠で撮る事になりますね。そうするとあまり遠近感が無くなりますからね。

つまりよく考えられて作られているアニメだと言う事です。違和感がなくリアルな背景とアニメを融合出来たのは、細かな配慮が必要だった事でしょう。本当に良く出来たアニメですね。

 

そして、このアニメの舞台は千葉らしいですね。

たぶん今は千葉に住んでいるんでしょうけど、昔は二子玉に住んでたんでは無いでしょか? 2000年頃か? 生まれた場所か?

まあ二子玉は匂わせるだけでもいいので、直接係わってなくても通りますが、2000年頃を印象付ける為に意味があるとは思っています。

 

さて7話です。

リカは父が誰か分からない。まあ、父が分からないと言う事なのでしょう。

 

リカの母が出てきます。声優が女優でゲスト出演だそうです。そうなるとまずもう出て来ないと言う事ですね。

なのに年齢を言います。わざとですね。38歳だそうです。

リカは14歳です。つまり母が24歳の時の子ですね。

仮に、母は1971年生まれだとします。それが24歳の時は1995年です。

1995年のトラウマから生まれたのがリカでは無いのか? と言う事です。

(本当の母の方は95年に生きているかは分かりませんけど、生きていれば95年だったと言う事です。何を言ってるか分からない方は前のブログを見て下さい)

アニメ「ピンドラ」ファンの方なら分かりますね。95年の呪いです。95年に宗教家が起こした事件は何か? と言う事です。

だから今回解決するのが宗教家の呪いだったのでは無いのか?

そして解決するのに手を貸すのが亀です。ガメラの映画も95年でしたね。トラウマを解決するのに手を貸す馬鹿な映画と言う事です(いい意味でね)。

 

7話で「リカは亀を自分の子供だと見立てる事により、リカの母の良い所悪い所を見つめ直す」と言う話でした。

私の予想が合ってるとしたら、本当にいちいち良く出来ていると言う事です。

「よくまあ、内容に合わせたネタが続くよな」と思います。ここまで来るとビックリします。あくまで、合ってればですけどね。

 

ちなみに小泉今日子の歌「渚のはいから人魚」が世に出たのが1984年だと言う事です。流行りましたね。

そうなると1971年生まれ位の人じゃないと知らないと言う事です。

だからこの位の年の人が何処かに係わってくる話で、やはりあってる気がします。