ざっとした感想のみしか出て来ない、アニメの事です。
「Gのレコンギスタ 劇場版 4」の感想です。
5はもう見て前に感想書きました 。この時「たぶん4を見てても同じ感想だと思う」と書きましたが、本当に4を見てもそうでした。
なので言う事はもうあまり残ってません。
あいかわらず、何やってるか分からない。
これはもはやカルト映画ですね。もしくはオカルト映画です。
何度も言いましたが、このごちゃごちゃした理由と、対してない戦う理由で戦争を行うのは、実際の未来を表す事になるでしょう。
これを描ける人は、確かに富野さんしかいなそうです。
とは言っても、分かりずらすぎる。
ガンダムの様に、普通の物語としての軸があり(15少年漂流記をやってる所などの事)その中でこういうゴチャゴチャしたのも良いけど、ゴチャゴチャしたのしかないからダメなのだろう。
面白かったのは「人として弱って行くので、戦争して強くしていく」みたいな事を言っていた所です。
未来は食べる理由などでは戦わないから、そんな理由(人類を鍛えねばならない等の個人の感想)での戦争は増えていく事でしょう。
落合陽一さんがネットで、人は近い未来やる事が無くなるから、戦争でもするのじゃないのか? と言ってました。他にもやる事が無くなるから、みんな不倫とかをやりだすとも言ってたと思います。
これはこれであっているのでしょうけど、一つ思ったのがサッカーワールドカップです。
サッカーと言う生産性ゼロのもので、あんなに熱中して喜べるのだから、以外と未来はいいかも知れないと思いました。
人はやる事が無くなっても、あんなに夢中になれるのだから、上手く生きて行けるかもしれないと思うのです。
スポーツでお金持ちになれるし、尊敬もされる。
それにスポーツは実力主義です。大体一年単位で評価される本当の実力主義で、だから文句はあまり出ませんね。
プーチンがもし金持ちのスポーツ選手だったら、金も地位も得られ、戦争などやらなかったと思うのです。
だから、上手く調整すれば、意外と未来は上手く、幸せに行くかもしれないと思います。
話はGレコに戻し、他にない面白い作りはあるけど、全体としたら富野さん以外の他の人が物語を作った方がいいですね。
「結城友奈は勇者である 大満開の章」、ゆゆゆの三期ですね。
結局、何がやりたかったのか分からない構成でした。
本編とは別の脇の話をやり始めたが、本編とも絡みそうだったので、もっと本編とからめて話しを作るのかと思っていたら、別にそうでも無かった。
たぶん今回始めて映像化した所は、元の小説と同じなのだろうけど、だとしたら、なんで本編の最終回あたりもまたやったのか? 良く分からない。
たぶんだけど、プロディーサーが「人気があるから、またあれやろうよ」と金の為にやりたかったのだと思います。
だから信念もやりたい事も無く物語をくんでいるから、訳が分からないのでしょう。
一つ良かったのが、最後のけじめをつけた事です。
数年後の大人になった彼女らを出す事により、続きを出すのを封じたのでしょう。
つまり一年後とかに「彼女らがまた戦う」事が無いように、数年後を出してしまうのです。
あれで本当に、最後だとけじめを付けれるのだから、原作者か? 監督が「じゃあ、もう一度やるけど、もうやれないように終わらせる」としたかのように見えましたが、どうでしょうか?
文句を言えば、演出が良くない。
最後、歌を歌う妹の場面で「妹が歌おうとしたところで実際の歌に入り、歌ってる様につなげる」と言うのをやります。これはよくある演出ですね。
しかしこの繋がりの間が下手です。ちょっとした間と、歌前のキャラの話口調で、繋がりが決まるのですが、本当に下手です。
比べるのもどうかと思うけど、ピンドラのファブラスマックスの子供の時の回の最後とか、音楽を上手く使うのがピンドラでした。最終話の一個前のエンディングとかもね。
音楽の速さや大きさや間や繋がりが、完璧なシーンだと思います。
意外と上手く音楽を使えている監督って見かけないので、イクニさんは上手いのでしょうね。
「王様ランキング」一期です。
本当に段々話が進まなくなって行き、ドラゴンボールのアニメみたくなりました。演出上での事です。
例えれば、上手い酒があり、とても売れたので「もっと売りたいから薄めて売ろう」として薄めたら、とてもまずい酒になり、人気も無くなりましたとさ、めでたしめでたし、と言う話です。
たぶんですが、人気があったので、途中で薄めて行ったのでしょう。
そして駄作になりました。
残念です。本当に馬鹿が係わっていたのでしょうね。これを指示した奴は、責任取らせたほうがいいでしょう。結局会社は大きな損害を被った事でしょうからね。
「かくしごと」
とても上手いです。原作者の久米田さんの感じを再現出来てます。
一つ問題は、ちょっと不穏さが強すぎる事ですね。前半は、もう少し抑えた方が良かったです。
それに最後も弱かったかな? ちょっとひねるか、ひねらないのならもっと演出が上手くないといけませんね。
最終回の、ああゆう普通の話にするのなら、名監督しか描けないのだから、名監督くらいの演出をしろと言う事です。
それが無理なら、もうちょっとふざけた方が良かったかな?
この監督「僕らの七日間戦争」の監督だそうです。
人って本当に得意、不得意ってあるのですね。この監督の良さは「かくしごと」の方で光りました。
ちなみに七日間戦争の脚本が大河内さんです。
本当に得意、不得意ってあるのだな、って思います。大河内さんも今の水星の魔女で良さを出せてますね。不思議ですね。
しかし、エンディングで「君は天然色」を持ってくる所も、とにかく上手かったです。
オープニングも、雰囲気の方が先にいっている作りなのでしょうけど(つまりサイコパう2のオープニングみたく、練りに練っている訳ではなさそう)毎回見てられるいいオープニングでした。
そうそう、このアニメの感想をみると「不穏な空気が邪魔」と言うのと「まじめにやるならギャグが邪魔」と言う、両方がありました。
この話は「人生とは、泣き笑い」です。
だからその両方があるのが良いのです。
面白い事も、不幸もあるのが人生、と言う昔はよくあった物語ですね(見てないけど、たぶん寅さんなどがそうでしょう)。
「かくしごと」の映画の方は見て無いので、元気があれば見てみます。