アニメ「ピンドラ」の曖昧な考察です。
今までの事を読んでないと、何言ってるか分からないと思いますので、注意です。
「それが分かったとして、だから何なんだ?」と言う内容ではありますが、ずっと考えて来た謎が分かった気がしたので、残そうと思った次第です。
本当に人の感想は参考になります。
一人で解決出来る事等たかが知れているので、大勢で助け合いながら解決するのが、何事も大事ですね。
それこそが「ピングドラムを探すのだ」です。
ネットの感想で見付けたのが「RE:cycle of the PENGUINDRUM」を見て、「一瞬、GUNDAMに見えた」とありました。
「いや、目の錯覚ではなく、それが正解か……」と愕然としました。
ピングドラムを英語で表すと「ペンギン」と「ドラム」で「PENGUINDRUM」と書きます。
ずっとドラム(drum)はなんで付けたのか? と考えて来ましたが、今一納得いく答えが見つかりませんでした。
他に事として「エヴァのペンペンは何者なのか?」とも考えて来ましたが、これも分からない。
そもそも今回の映画では「PENGUINDRUM」と全て大文字で書いてくる事から、分かってほしかったのでしょうね。
そうです。ダジャレであり、おやじギャグ的に、ガンダム(GUNDAM)をもじっていたのですね。
つまり「PENGUINDRUM」(ピングドラム)とは「ペン、ガンダム」で「エヴァのペンペンはガンダムだ」と言う事です。
ただ、青が無く黒な所とかあるので、別に強くガンダムの暗喩と言う訳でもないのかな? とは思います。
もしくは、たまたま暗喩になっただけなのか?
ただ、たまたまでもイクニさんには、この暗喩が分かったと言う事です。
前に言った様に、セカンドインパクトは第二次大戦の暗喩だろうと思っています(正確には日本の事なので太平洋戦争と言う事になる。大東亜戦争と言いたければ、それでも良いけど)
そのセカンドインパクトがあったのが南極です。
南極にいたのがペンギンで、その生き残りがペンペンです。
ペンペンは頭がよく、おっさん。それにガンダムカラーであるので、太平洋戦争勃発の1941年生まれで、生き残ったおっさんの暗喩です。
つまり、ペンペンは富野由悠季さんの事です。
庵野さんが言ってたようですが、映画版で総集編のZガンダムを見て、エヴァでも出来そうだと思ったようです。
それでエヴァを、もう一度やり直そうとしたようです。
Zガンダムは最後だけ変えてきました。これこそが「運命の乗り換え」ですね。
富野さんは、間違って作った物を、あらためて作り直したのです。
だから、庵野さんは「自分も、もう一度正しく作り直そう」としてエヴァを始めたのでしょう。
ピンドラはエヴァの暗喩です。
庵野さんが、エヴァの運命の乗り換えの為に必要だったのが「劇場版Zガンダムを見る」と言う事です。
だからピンドラでは謎の言葉「ピングドラムを探すのだ」となるのです。
ピングドラムが、ペンペンの事であり、ガンダムの事であり、富野さんの事なので、それを探しだす事が、エヴァの運命を乗り換える為に必要だ、と言う話だったのです。
ピングラムのペンギンはペンペンだろう、とは思っていましたが、これでやっと全て繋がった気がします。
いやあ、本当に疲れるアニメですね。
そして「水星の魔女」がガンダムなのは、やはり面白い訳です。
先祖返りと言うのか? はたまた未来に進んだのか?
「ちょっと違う世界線が、本当にあったんだ」と気が付いた位の、面白い事態ですね。