号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

ウクライナの細かな事 5月26日

22年 5月 26日 19時ごろ

 

ゼレンスキーが「侵攻前までロシアを押し戻したら勝利だ」みたいな事を言ってましたね。

分かっているのでしょう。それ以上は無理だろうと。

これが上手いのは、しかし「クリミアなどを諦める訳ではない」と言う所です。

国内的には「諦める」とは言えない。今は勝っているし、それでは戦争前と同じになっただけになるからです。

かなり人が死んで「戦争前に戻りました」では国民は納得しないからです。

だから諦めないのだが、戦争で取り返すとは言わないのが上手いのです。

 

しかし言わなくても何でも「侵攻前まで戻せば勝利だ」と言ったと言う事は、そこで勝利宣言をして一度止めたいのでしょう、戦闘は。

一度終わらないと復興が出来ないからです。

だから結局はそこで手打ちになりそうです。

ゼレンスキーはそれでも「諦めてない」と言うのだろうけど、結果は諦めざる得ない事になりそうです。

 

もちろんプーチンが亡くなったり等の、急な変化があるかも知れないので、一応諦めてないと言っておいた方が良いでしょうけど。

それに前にも言ったけど、ドンバス地方の方はロシアはいらないから、取り戻せるかもしれません。

そうは言っても(これも前に言ったけど)負けるにも難しいので、負けれないかもしれません。

 

さて長期戦になりそうですね。

最近は「このままいくとロシアは、大きな北朝鮮になりそうだ」とは世間では普通に言い出してます。

しかしそれでも「大きな北朝鮮化が狙いだ」と言う人はまだ見当たりません。

なぜでしょうかね? プーチンは失敗して馬鹿だと、まだ思いたいのですかね?

金持ちが次々自殺しているようです。たぶん殺されているのでしょう。あんなに自分から金持ちが死んだりしないでしょ? この事も含め、資本主義は止めるつもりだと思いますけどね。

 

さて北朝鮮の事です。

これも前から言ってるけど、日本に取ったらこっちの方が大事です。

北朝鮮がミサイル実験をしても、最近は北朝鮮内で報道をしないようです。これが「異例だ」とニュースになってますね。

それで「コロナが原因だ」とか言ってる人がいるけど、大丈夫ですか?

もちろん私には分からない何か特殊な事情がある可能性が無くもない。

しかしまずは、可能性が高い事から言っていくべきでは無いのでしょうか?

 

あれは単純にアメリカが怖いのでしょう。

今はもう脅している時ではない、と分かったと言う事です。

ミサイルを飛ばすのは、単純に恐怖から核ミサイルを作ろうと頑張っていると言う事でしょう。

北朝鮮だけなら分からないだろうから、たぶん中国かロシアか朝鮮から情報が来てるのでしょう。「そろそろ危ないぞ。アメリカ爆撃してくるぞ」と情報が来てると思います。

 

バイデンが朝鮮と日本に来てましたね。

その時に北朝鮮はミサイルを撃つのでは無いのか? と言われてました。

しかし撃ちませんでしたね。そしてバイデンが帰ってアメリカに付く直前位に撃ちました。

あれで分からないのかな? 明らかに怯えているのです。

しかし怯えてないと言う為に、ギリギリ帰った時に撃ったのでしょう。あの行動、アメリカは多分笑ってますよ。

 

怖いのはバイデンが朝鮮で「北朝鮮に言う事は?」と聞かれ「ハロー」とだけ言った事です。あれは怖い。

例えです。もし隣家と騒音でもめてたとします。それでもまた音楽でも鳴らし五月蠅かったら、「それを止めろ!」とか言うと思うでしょ?

しかしです。頭にきて「明日あいつの家に押し入って、全て壊して火をつけて燃やしてやる」と思っていたらどうでしょうか? たぶん今夜五月蠅くても何も文句を言わないのです。

私にはバイデンの「ハロー」はそう聞こえましたけどね。脅すのでもなく注意でもなく話し合おうですらなく「ハロー」ですよ。怖いですけどね。

 

もちろん状況により変わってくるだろうから、今段階でバイデンが本気でやるつもりでも、本当にやるかはその時の状況次第でしょう。

だからまだ分かりませんが、今段階はかなりやばい状況だと思う方が、一番可能性が高いと思うのだけど、どうでしょうか?