号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

ウクライナの細かな事 11月25日

yahooニュースでは各雑誌の記事も出て来ます。

そこにニューズウィーク日本語版の面白い記事が載ってたので、思った事を少し書きます。

 

「ロシアはウクライナではなく、日本攻撃を準備していた」と言う記事です。

 

面白いのですが、この内容自体を信じれるかが問題です。

そもそもニューズウィーク日本語版は、結構おかしな事を言う専門家を使っていると個人的には思っているので、あまり信用しない方がいいかもしれません。

 

ただ今回は、FSBの内部告発者からのメールの内容が、ある程度あっていると仮定して考えてみます。

あくまで「あっていると仮定した上での考え」ですので、注意です。

しかも私の自論の「陰謀論」が含まれているので、もっと注意して下さい。

 

ロシアが日本攻撃を考えてみた事自体は、個人的にはあると思っています。

私のずっと言っている事ですが「プーチンは戦争自体をする事が目的だった」と思っています。

だとすれば「どこを攻撃するか?」を考えた時、隣国日本も候補として考えてみた事でしょう。

 

ありがたい事に、日本にはアメリカが付いている。

そして海を越えないと戦えない。

だから長期戦は無理です。

だとしたら、ウクライナの様に長期で戦えないのだから、プーチンの思惑には添えない事でしょうし、すぐ候補からは外れた事でしょう。

 

しかし、そう思うと結構ギリギリだった気がします。

ロシアもそうですが、北朝鮮にも中国にも攻撃されないのは、アメリカがいるからです。

平和はアメリカに支えられているのは、間違いがないのです。

アメリカがいなければ、ロシアとの本土決戦の可能性だってあった事でしょう。

アメリカ出て行け」と言う人がいますが、日本にはアメリカがいないと戦争状態だった可能性がある事は覚えておきましょう。

 

もちろん、アメリカがいなければ日本は核ミサイルを配備するしかないので、そうなれば攻撃される可能性は低くなる。

しかし日本が持てば韓国も持つし、そうなれば北朝鮮の行動だって止められない。

持つ国が多ければ、使われる可能性は高くなる。

不安定な独裁国家が持てば、なお更使われる可能性は高くなる。

そのミサイルが自国に飛んでこないと誰が言えるのか?

長期に見て、北朝鮮のミサイルなんて、日本に飛んでくる可能性と、中国やロシアに飛んでくる可能性は、大して変わらないと思っています。

私は、世界の為には、日本が核ミサイルを持たないのが一番だと思っています。

「世界何てどうでもいい。日本の利益を考えろ」と言う人がいますが、世界には日本が含まれている事は、理解しておきましょう。

もちろんケースバイケースで、持たざる得ない時が、いつかあるかも知れませんが、今ではないでしょう。

 

最初に言った様に、このニューズウィークの記事があってるかは疑わしい。

しかしある程度でもあっているとしたら「プーチンは戦争自体をしたかった」と言う事を表します。

だから、この小さな記事は、結構大きな事なのですが、誰も気にしないですね。

国の事になると、あらゆる可能性を考えてみる事が大事ですけど、出来てる国ですかね?