号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

愛はjewelより すべてを輝かす

アニメ「水星の魔女」19話見ました。感想です。

結局毎話書いてます。

でも、今回こそは(たぶん)少しです。

 

今回も、何言ってるか分からない人は、無視してください。

もしくは、ここのブログを頑張って読んでください。

 

セセリア・ドートって、元は誰だろう? ってのはあったんだよね。

でも普通は気付くね。

気が付かないのは、私のただの思い込みです。

やらないだろう、って勝手に思っていただけです。

 

前回18話の懺悔室にセセリア出て来るのは、ただのお遊びかと思ってました。

しかし意味があったのですね。気が付けよ、俺。

 

セセリアじゃ無いですか!

そう、聖セシリアの事です。

 

ウテナの声優、川上さんが亡くなって今年で13回忌です。

つまり、あの2011年に亡くなっているのですね。

川上さんのカトリック洗礼名が、セシリアなのだそうです。

 

ドートってdoteだろうし「もうろくする」とか「溺愛する」とかの意味だそうです。

たぶん「溺愛する」の方でしょう。誰が? やはりイクニさんがかな?

 

セセリアは短パンですね。たぶん、ウテナからかな?

だとすると、肌が褐色なのはアンシーか?

もしくは単純にナディアからだね。

そもそも、目の色ナディアだね。

それに、謎の白のブラっぽいのを着てるのも、ナディアからでしょう。

 

つまり、色々、分かる限り、ブッこんでいると言う事です。

まあ、嫌いじゃないですけどね。

 

さて、内容の事です。

やはり普通のガンダムっぽくなってきました。

個人的には、良い感じです。

ただ、遅すぎませんか? もっと早くそうするべきじゃ無かったのかな?

表は良いけど、5分位裏で、紛争が起きている事を、たまに流すとかしても良かったかな?

裏で紛争が起きている事を少し描く事により、表の学園わちゃわちゃ物が不気味に見える(まるでお菓子を食べればいいと言う、マリーアントワネットみたく)、と言うのがあっても良かったのじゃないのかな?

 

でも頑張っています。

だから、好感が持てます。

寺山やイクニさんの様な天才性はまるっきりないけど、頑張っています。

でも、何事においても、私達の様な普通の凡人は、その様に頑張るしかないのです。

天才じゃない人達が辿り着いた所、それはそれで、多くの後世の作り手には、価値があると思うのです。

私は、原石ではない普通の石っころが、どの様に輝くのかも見たいのです。

 

 

23年 5月 30日 もちろん追加

 

他の人の考察です。まあ助け合いが必要だと言う事で、勘弁です。

 

シン・セーが会社名でしたが、中国語で水星が「晨星」と書き、これの日本語の音読みだと言う事です。

ただ私が調べたら、水星の意味もあるけど、明けの明星の事であり、普通は金星の事みたいです。

なので、単純に水星のみを中国語にしたいのなら、他の言葉が出て来ます。

だから、水星を表したいのだとしても、これを付ける意味があると言う事です。

なので「シン」を頭に付けたかったのでしょう。

 

他に、水星は英語でmercuryですが、この英語だと他にも水銀の意味があると言う事です。

水銀を取りだす鉱物が「辰砂」と書き、これもシンシャと読み、シン繋がりです。

この鉱物が赤色なのが面白い訳です。

 

パーミットの語源がpermeateでは無いのか? とありました。

permeateは「浸透する」等の意味ですが、「考えが浸透する、広がる」と言う意味もあるのだそうです。

これがニュータイプ的であるし、フォース的な物なのだけど、だから「心と心が通じ合う」事の暗喩です。

そして、たぶんだけど、壁を無くして繋がりあう事の暗喩であり、だから共産主義的な全体主義の事かもしれません。つまり寺山のレミングの壁です。

だとしたら、もしかしたら、悪い意味「も」入っているのかな? と思っています。

つまり、最後はパーメットが大事な要素になるのでしょうけど、どの様な結末になるのか? が、暗喩から、まあ予測は出来ると言う事です。

 

さっき言ったように水銀を取り出す鉱物が、辰砂であり赤色です。だから水星は赤化の象徴と言う意味かも知れません。

つまりスレッタも左寄りな人達、と言う意味でしょう。

 

さて、他の事で言い忘れてた事も書きます。

前回の18話での皆の感想を聞くと「言葉で説明しろよ」と言うのが多くありました。

つまり「スレッタにちゃんと説明すれば良いだけだろ?」「言葉が少なすぎるんだよ」と言う意見です。その通りです。

 

でもこの感想を皆に生ませるなんて、上手い演出でしたね。

 

エヴァQでシンジ君に、気持ち悪いほど説明しなかったですよね? あれですね。

説明すれば良いだけの事を、誰も説明しない。

だからシンジ君がおかしな行動をしだす、と言う話でした。

あれこそが庵野さん自体の暗喩です。

 

そして、本当に庵野さんには誰も説明が無かったのでしょう。

色々知っている人達でさえです。

それはいい意味もあります。自分でたどり着くから意味があるし、その過程で悩むことが作家性を生むのだから、結果から言うと正解です。

ただ正解のシンエヴァにたどり着くまで20年以上かかり、しかも庵野さんは死にかけているのだから「少しは説明しろよ」と言うのが私の意見です。

でもスレッタの時みたく、庵野さんも愛されてましたね。

しかしそれは別として、説明しない人達に囲まれてました。

だから「誰が悪い」ではなく「やり方が悪い」と文句をいいたいですね。言葉が足りなすぎるんだよ。

その感情を、みなに生ませたのが水星の18話であり、これは見事でした。

 

そう言えば19話のスレッタがミルクを飲むシーン、ブッタのオマージュじゃ無いのか? と言われているようです。たぶんそうなのでしょう。

ユリ熊からです。

となると、仏滅くるかな?