号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

2022年はグエルの年

アニメ「水星の魔女」第7話見ました。短めな感想です。

このブログの前の考察を見て無いと、意味不明な文です。

 

たぶん製作者側が困った事は、グエルの人気が出過ぎた事ですね。

どうするのでしょうね?

これが普通の物語なら、グエルの活躍を増やせばいいだけです。

だけど、暗喩ありだとそうも出来ないだろ?

今後、グエルはそんなに出てきてはダメでしょうから、そんなに出て来ないのじゃないのかな?

 

個人的には、もうグエル人気は諦めて、あまり出て来なくてもいいと思っています。

もしやるなら、スピンオフで別に作ってほしいね。

それこそ、スタードライバーになりそうだけど。

 

グエルの弟は、細田さんでは無くて、もしかしたら榎戸さんかもしれないな、と思えてきました。

榎戸さんの方は、エヴァにも関わっているようですし、こっちの方が後々面白そうです。

榎戸さんなら、なお更スタードライバーに……って言うのは冗談です(たぶん)。

 

やはりニカとロン毛は関係があるのか。

 

そしてやはりデリングはガンダムを作る事を、最後は認める。

そりゃそうです。実際そうだからですね。

 

会社を作る、と言うのが、まあ見事ですね。

実は暗喩のヒントでもあるのでしょう。

暗喩では、会社から離れたり、会社を作ったりした事を描いているヒントでもあるのでしょう。

 

ヴァナディース事変と言ってましたが、それがあのテロの事だとは、まだ言ってませんね。

そもそも、何とか事変とか変な言い方をしてくる事自体が、疑わしい。

まあまだ分かりませんけど、とにかく振ってくるのが上手いのは分かりました。

 

暗喩やミステリーはともかく、流れが面白い。

今までの流れを、ちょっとずらしてくるのが、また面白い。

とにかく、ちゃんと面白くして来るのが、見事です。

 

2022年に、まさかのピンドラ映画版。

この年にグエル人気が出るなんて、この面白さに気が付いている人が、どの程度いるのか?

たぶん業界関係者は、楽しんでいる事でしょう。

 

 

11月21日 やっぱり追加 

 

オープニングで、ルブリスソーンとウルが、デリングと一緒に出て来ました。

 

かなり漠然とした考察なので、勘弁です。

 

ルブリスが分からないのだけど、暗喩的にはピンクの機体でアニメかな?

ウルで頭に浮かぶのは、ウルラピュタ

ソーンは、バラ等の棘とかの意味だそうです。あいまいだけど、ウテナか?

デリングとラピュタウテナ、この三つの共通点とは?

敵じゃないし、嫌いじゃないけど、庵野さんを「惑わす三者」と言う事かな?

 

ナディアのアニメ枠は、元々宮崎駿さんとNHKでやろうとしたが頓挫して、ガイナックス庵野さんに所に行ったようです。

その時の途中まで出てたアイデアから、ラピュタが作られたようです。

だから、その元のラピュタの様な作品を、NHKはナディアでやって欲しかったようですが、庵野さんは嫌だったようです。

 

ウテナはもちろんイクニさんなので、庵野さんを惑わした事でしょう。

エヴァがおかしくなったのは、イクニさんのせいだと思っています。

ただ、だからこそ、違う意味で面白くはなったのですが、あれで庵野さんは何十年も悩むことになりました。

 

富野さんが失敗だと強く言うⅤガンダムを好きだったのが、庵野さんです。

ガンダムが好きな時点で、その後のエヴァがおかしくなるのは決まっていたように見えます。

ガンダム後富野さんは病んでしまい、その後の復活します。

エヴァの後で庵野さんは病んでしまいますが、庵野さんが病んでいる最中に、富野さんは勝手に復活するのです。

富野さんが復活した後も、庵野さんは迷走する事になるのにです。

 

話を戻し、ウルとソーン。この二つは、しかし力になり、味方になるのか?

もしくは、惑わす何かになるのか?

個人的には、エアリアルの力になるが、迷走(もしくは暴走)させる物になってほしいと思っています。

 

 

21日 午後 しつこく追加

 

暗喩物語では、気になる単語は注意です。

それが、物語上わざわざ言う必要があるのか? と言う時には特にです。

 

インキュベーションと言う言葉が出て来ました。

そこから頭に浮かぶのは、まどマギインキュベーター事、キュゥべえですね。

ただ、どこに係っているかが分からなかったのですが、もしかしたら? を書きます。

 

ロン毛、シャデクが得意そうだと言う事です。

そしてロン毛は色黒。

暗喩的に、まどマギ関連が得意な色黒で、これが泥犬さんかな? まあ出て来るよね。いつも出て来るのだから(本人が色黒ではなく、泥からです。毎回彼単体は色黒キャラ確定で出て来ますから、もはや作法です)。

 

で、話はずれるけど、インキュベーターと言う言葉を、今更調べました。

インキュベーションが「起業を助ける活動」だそうです。

そしてインキュベーターが「助ける人」だそうです。

ただ、インキュベーションの言葉の元は「(卵などを)ふ化させる」と言う意味で、そこから起業を助ける行動に使うようになったようです。

 

つまり、インキュベーターとは「卵のふ化をさせる人」と言う意味にも取れます。

だから、まどマギソウルジェムって卵型だったのですね。

ソウルジェムが割れて、魔女になる。それを狙ってる行動がキュゥべえ。だからインキュベーター

なるほど、始めから「卵を割るのが目的」と分かる名前だったのですね。良く出来てました。

 

そしてウテナの方は「卵を割れ」と言う物語です。

それは「大人になれ」と言う意味と「自分の殻を壊し、外に出ろ」と言う意味ですね。

ウテナの世界は、子供の脳内シンデレラ城です。

そこから出て行かなければならないと言う、まともな大人からのメッセージです。

 

ウテナ好きな泥犬さんが、これにかけて来たのか? たまたまか? 分かりませんが、まどマギは始めは楽しい魔法少女物に見せていたように、わざと卵を割る事が悪い事だと、ひっくり返したように見えて面白いですね。

 

そしてウテナから、卵を割れと言う事で、ワンダーエッグプライオリティも、そうなってました。