号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

残った問題は、最後か。

アニメ「水星の魔女」6話後の今回は、総集編でした。

細かなネタを書きます。

 

考察、ネタバレ、そして今後がつまらなくなる予想が含まれます。

 

一話のスレッタの宇宙服、カエルですね。ピンドラからです。

 

プロスペラが初登場時に、もう右腕の義手を見せてましたが、6話で「魔女が引っかかった」と言った事により、理由があるのが分かりました。

エルノアだと思わせる事により、知っている関係者が引っかかって来ると思ったからですね。

だとしたら、エルノアらしい外見も同じ理由からでしょう。

つまりエルノアの格好をしている理由があるという事です。

プロスペラがエルノアでなくても良いという事です。

 

エアリアルに身内の要素が含まれている事からの、ネットでの感想で「エヴァじゃないか」と言うのがありました。あってるでしょう。

エヴァを操るのが庵野さんです。

そして「エヴァガンダムではない」事から「エアリアルガンダムじゃない」とスレッタは言うのでしょう。

 

で、そうなると、今後スレッタが闇落ちするか、病んでいく事が分かります。庵野さんがそうだからです。

それにピンドラもカンバは闇落ちしていきます。同じ元からなので当たり前ですが、どっちもかぶっているスレッタは、必ず病む事でしょう。

 

始めから、エアリアルが緑に包まれている絵が出てきてます。

緑に包まれるなんて、話の前には無かった筈だから、今後の事かと思われてます。あってるでしょう。本当にそうなるのか? そういうイメージかは分からないけど。

ここで緑に包まれている事から、よく出来ているな、と思えてきました。

 

まずは富野さんです。

富野さんは病んだ後、復活して緑が出てくる物語を描き始めます(ブレンパワードから)。

そして最近のGレコでも、最後は地球に降り、緑(森)で戦うことになる。

富野さんは最近は、宇宙で暮らすなんて嘘だと言ってきてます。だから地球を大事にする事に力を入れるべきだとも言います。

この事をイメージで表せば、緑に包まれたガンダムになるのでしょう。

 

庵野さんも、エヴァの最後に畑仕事をさせてます。

この理由は、富野さんも含まれていることでしょうし、師匠の宮崎さんのイメージも含まれているでしょうし、田園に死すも含まれていることでしょう。

つまり、とにかく最後は緑関係に行き付かなければならなかったのが、庵野さんでありエヴァだったのです。

 

富野さんも庵野さんも、そして二人に関係している宮崎駿さんも、緑や森に関係があるのだから、最後は緑に行き着き、ガンダムも緑に覆われるのでしょう。

それを表している、あの緑に包まれているガンダムの絵は、とても良く出来ています。

 

ピンドラでファビュラスマックスは桃果の復活を目指してました。

だとしたら、エルノアはエリクトの復活を狙っているのかもしれませんね。

 

グエルが二回目の戦闘時「自分の意志で戦いたい」と戦います。

やはりグエルはイクニさんでしょうね。

自分の我を通し戦いたかったのが、セーラームーン時のイクニさんでしょう。

そして、もめて居られなくなったのか? いたくなくなったのか? は分かりませんが、東映を出て行くのがイクニさんですね。

 

ちなみに、グエルの異母兄弟の弟は、細田守さんかな?

 

これらの暗喩から想像できる物語の今後は、もう、面白い事しか考えられないね。

面白要素が満載です。

もちろん、それを上手く描く必要があるのですが、今まで見てきたら、そこは上手くやりそうですね。

 

後は、やはり最後か。

そこだけですね。

最後がコケると、全てを台無しにしてしまいます。

どうか、最後をなんとかして下さい、と願うばかりです。

 

22年11月15日 少し追加

 

そうだ。書こう書こうと思っていて、忘れてました。

デリング・レンブランは、なぜレンブランなのか?

たぶん、画家レンブラントからでしょう。

レンブラントは「光と影の魔術師」だそうです。

光を描き、影を強調させ、影を描く事で、光のすばらしさを分からせる。

まさに、富野さんじゃないですか。

そう言う事だと思います。