ニュースなどを見て気になった事を書きます。
「ファーブス事業売却」について辛坊さんが「日本のマスコミもすべて英語で配信しろ」みたいな事を言ってました。その通りだと思います。
これはすべてのコンテンツについてもそうです。全てをせめて英語圏ではすぐみられるようにするべきです。
今や翻訳機械が優れているけど、大事なのは「すぐに目につく」事です。少しの手間でも翻訳するのが面倒な人って沢山いるのです。
そしてこれは日本からのものだと強く言う事が大事です。それだけで一つの長所(と短所)になるのですから。
それで内容が良くなければ叩かれます。世界の目に触れ、叩かれる事も大事なのです。
良いか悪いかではなく、世界がどういう感じかを直接的に分かるチャンスにもなります。だからやるべきです。
ただこの当たり前を今更言わなければならないこの国は、やはり終わってますね。
大手なんかいくらでも英語で出せるでしょ? なんでまだやってないの?
この「当たり前が出来ない国」と言う事を認識する事が、一番大事なのです。
「核に付いて慎重になるロシア」と言うのがyahooニュースに出てました(元はニッポン放送)。
私は前からプーチンはウクライナなんて実はどうでも良いと言っています。
自分の独裁の立場を確立する為に、民主主義と資本主義社会に対しクーデターを起こしたと思っています。
これは陰謀論ですが、大事なのは「可能性を考えてみる」事です。
ただここでの可能性とは数値化出せないものです。だから一般常識からのあいまいなものになります。
「多くの大手ニュースが言えばまず本当だろう」と「思う」と言う事しか出来ないからです。これだってただの「経験からまずあってるだろう」と言う感想なのです。
stap細胞の時みたく、大手が言っても理研が言っても間違える時があるので、どこまで行っても可能性の問題なのです。
可能性を高める事として、大丈夫そうな大手ニュースサイトやテレビ局が言う、と言うのもありますし、その専門の有名人が言う、と言うのもあります。
それ以外に「色々起きている事を当てはめてみて、ことごとくあっていれば可能性が高まる」と言うのもあります。
しかしこれもどこまで行っても「可能性が高まる」だけなので、そこは注意です。
私がずっと言ってたプーチンの陰謀論は、今の所でてくるニュースにあてはまっていると思っています。
プーチンの陰謀論をあっていると「仮定」して考えてみると、多くの謎に納得がいくと思っています。
この核に対する近頃の対応もそうです。
始めは本国が反撃されたら困るから核をちらつかせる。
今はもう民主主義や資本主義からの脱却をやり切ったので、あとはこれを定着させるために続けて行くだけです。
もはや攻撃はされないと分かれば核で脅す必要もないし、逆効果です。
プーチンはおさめたいのです。もうやりたい事はやったからです。
さて、皆さんは何を信じますか?
とにかく可能性を考え、色々当てはめて見る事が大事です。
そしてもう一度言うけど、多くが合っていても「可能性が高まった」だけなのは注意しましょう。策士策に溺れるになりがちだからです。
アメリアの下院議長が台湾に行きました。
それで中国がとても怒っています。
私は良く知りませんでしたが、これは結構やばいらしいですね。威信とかを気にするのが中国です。だからそれだけは気にする必要がある。
今のタイミングで台湾に行くのは、プライドを傷つけた事だそうです。なるほどです。
プライドとか威信と言うと、個人の感情の事の様にも聞こえますが、違います。
その他人から見た立場を保てないと、今の地位を保てないのが中国だからです。
そこに偉い人の人生や生死をかけた物が働くのが中国です。だから譲れない。
そしてここで大事なのは「偉い人の、その個人の人生がかかっている」と言う所です。
つまり国がどうなろうと、自分が死んだら意味が無いと思うのが中国です。
だから「国の事など最後は気にしない行動をとる」と言う所は注意しましょう。戦前の日本みたいにです(戦前日本は個人の精神的な損得なので、物質的な損得の中国とは違いますが、個人の人生をかけた損得と言う事では同じです)。
だから「アメリカ何やってるの?」と言う人がいます。普通はそう考えます。
しかしです。これはわざとかな?
中国の偉い人は大きく出ざる得ない。それは分かっていた筈です。
だから中国は大きく出てきて、それに対しアメリカ側は「あそこは怖い国だ」と認識していくのです。日本やアメリカ、それに西側が固まる、またとないチャンスです。
これは中国包囲網です。
今の、ロシア側に付いて、世界から良く思われない中国の立ち位置を世界に示すのです。
「中国は民主主義国家の敵である」と示すのです。
だから中国はしてやられたのだと思います。まったく予測された通りに動いたからです。
中国の人で「世界の五分の一を敵にまわす事だ」と言った人がいるようです。
しかし同じ五分の一のインドは不倶戴天の敵じゃいですか。
それにプラスして今経済一位と三位を敵にまわそうとしてます。
つまり間違っているのです。
この辺の戦略はまだアメリカにはかなわないのですね。
ただ中国の権力者自体はそんな事も分かっているかもしれず、そもそも気にしてない気もします。
確か司馬遼太郎が言ってたのが「漢民族は外に攻撃しない」と言うような事です。
例えば昔に日本に戦争を仕掛けたのは、モンゴル人が中国を取った時です。だから元々の漢民族は外には攻撃しないと言うのです。
たぶんですが、中国が大きすぎるのです。だから中国人にとって中国が世界なのです。
外の国なんか蛮族の国だと思ってるのでしょう。取る必要すらない国です。でも昔は大体あってます。
そして今です。今も中国は大きすぎるのです。中国内で上手く行けばもう十分なのが、中国の偉い人です。
だから中国の外側でどうなろうがかまわない。
中国国内での自分の地位を確保する事で十分でもあり、今の地位を危険にさらしてまで無理して外に仕掛ける事もない。
中国の人口は世界の五分の一だと言うのは、まさにそれです。もはや中国だけで世界なのです。
(逆にアメリカは世界地図で見えてるのが世界だと思ってる。そして自分も含まれて関係している世界だとも思っている。世界中の人が平等とは思ってないので、これは良し悪しがありますが、そう言う事です)
ここに多民族の海洋国家アメリカとは違う感覚なのは覚えておきましょう。
アメリカはどうしても外に目が行くし、外を気にします。そしてだから外に対しての戦略が上手いのでしょう。
ちなみにロシアもずっと侵略されていた、寒い貧しい国です。だから外に対しての謀略が上手いのです。そうじゃ無いと生きて来れなかったからです。
だから今回のアメリカの中国を威嚇する行動は、アメリカが上手いかもしれないのですが、中国の偉い人自体が外を本気で気にしてないのが、そもそもの問題なのかもしれないと言う事です(外も気にはしてるけど、それが自国や自分個人にどう影響されるかしか考えないと言う事です)。
ちなみにだけど、堀江さんが多くの日本人企業が世界に打って出なかったのは、日本だけで大きすぎて(昔は世界二位だったし)それで十分であり、危険を冒してまで(あくまでその個人の危険だけど)世界に打って出なかった、と言ってました。そうでしょう。
そしてその為に世界で通用する多国籍企業が出なく、世界に離されて行ったのだと思います(でもまだ世界に通用するだろ、と思った方。昔は更に良くなるチャンスがあったのに無駄にしたせいで今やチャンスもなくなった、と言う事です。そしてその為に日本だけずっと低迷です)。
そして今は世界二位が中国であり、日本と同じ轍を踏みそうなのが面白いですね。
ただ中国は貪欲なので、日本より打って出る事でしょう。しかし貪欲がゆえに世界で嫌われて、足元がぐらつく事でしょう。
前にも言ったけど中国は世界で天下を取れそうでした。
しかし失敗しました。
同じアジア人の日本と中国の間くらいの感覚だと、天下を取れてたかもしれませんね。歴史とは面白いです。
ただもはや国は関係が少なくなり、個人の勝ち負けの時代です。
個人が勝つ為にも、他国の色々な感覚が必要になってくるのです。
やれる事として、まずはニュースなどのコンテンツは全て英語も添えて出す、等の小さな当たり前からやってみるべきだと思う、と言う話でした。