号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

ウクライナの細かな事 3月14日

22年 3月 14日 0時ごろ

 

やはりおかしい。なぜ誰も言わないのか?

 

バイデンは「アメリカ軍が兵器を持って参戦したら第三次世界大戦だ」と言うような事を言ってるようです。

しかしです。「ウクライナへ武器支援追加で230億円」と言うニュースが出てます。おかしくないですか?

ポーランドと結託して、アメリカがウクライナへ戦闘機ミグ29を送ることを断念したようです。ロシアの反感が怖いようです。だからおかしくないですか?

プーチンは飛行禁止区域をウクライナ上空で行った国は敵とみなす、と言うような事をいいました。そりゃそうです。

ならなんでプーチンは言わないのか?「ウクライナに武器を渡す国は参戦したことと同じだ」とか「ウクライナ人以外が参戦しても、その人の国が参戦したと同じにみなす」と。

プーチンはこんな事を言って脅してもいいはずです。言う権利はある。ウクライナが武器や物資を送ってもらえなければ負けるのは目に見えている。ならなぜ止めようとしないのか?

アメリカも「アメリカ人が参戦したら第三次世界大戦」と自国で脅しながら武器は大々的に送ると宣言する。おかしくないか?

 

やはりプーチンは自国の軍人の粛清をしているのではないのか?

なら戦争が上手くは言ってほしくはない。ただ簡単に負けても困る。ギリギリまで伸ばして軍部が「失敗です。負けました」と言うのを待ってはいないのか?

そうすれば負けたのは軍部のやり方がまずく、やめようと言ったのも軍部だ、となり、責任者を処分できる。

ただこれが軍部にバレてはいけない。だから表向きは「飛行禁止区域など作るな」などと脅し、プーチンは勝ちたいのだと思わせなければならない。

それに完全に負けてもらっても困る。やはりウクライナが妥協して、クリミアあたりは欲しいだろう。

そのためにも少なくとも泥仕合になって欲しい気がする。つまりどっちももう止めたいと思う方がいい。

 

たぶんアメリカはこの事に気がついている。イギリスも聞いて知ってる可能性がある。だからイギリスは静かですね。

アメリカはやはりこの戦争が続いてほしい。正確にはバイデンの民主党が続いてほしいのです。それでコロナも景気後退も誤魔化せるからです。

それで最後にアメリカが何かをやって「戦争を終わらせた」としたいのだと思うけど、それまで出来るだけ長く戦争が続いてほしい筈です。

 

ヨーロッパの各国は早く終わってほしい。マイナスの方が大きすぎるからです。

ただ怖くて動けない。ロシアには核があるからね。

そして今回プーチンが「おかしな奴」と思わせていることも上手いですね(わざとならね)。これもどうもプーチンがおかしいと言う情報が多すぎるので、ロシア側が流しているのに、乗っかったマスコミがいたのでしょう。

 

中国は「困ったな」とは思っていることでしょう。

ただ本気で止める気はない。そこまでする義理もないし、そこまでの損もない。

それに中国がプーチンを止めてもやめないでしょう。それで止めるくらいならもう止めてる。

もちろん中国が「止めないなら攻めるぞ」位の勢いでやめさせれば、まだ分からないけど、そんな事する必要もないし、中国すら核で脅されるからやらない。

 

他の事で気になった事です。

借りている旅客機を返さないと言いだしたようです。

ひろゆきさんなどは「どうせ使えなくなるので意味がない」と言います。しかし意味はある。

なぜなら後で「じゃあ少し返すから、経済制裁をすこし緩くてくれ」などという妥協案として使えるからです。

だから、なんでも取れるものは取っておいたほうがいい、流石この辺のことは分かっているのがプーチンです。

元々自分の物じゃないのに取っておいて、取引で使って何かを得るなんて、上手いですね。汚いけどね。

 

これは日本の北方領土もそうです。だから返すわけがない。

返さないで「返すかも?」と匂わすだけで、金を貸したりする日本は、なんてバカなのでしょうね。

日本の貸してる借金もそうです。たぶん後で「じゃあ少しずつ返すから、経済制裁解いてよ」とか言い出す。元々返さないといけないものを、返すと言う当たり前にすることを匂わすことで、何かを得ようとする、この辺は日本だとかなわないね。

ロシアと共同でやろうとしているガス田開発か何かあるらしく、まだそれは諦めてないようだけど、バカ丸出しだね。絶対それを餌に何かを求めようとしてくる。もう分かったのだから、関係を切ったほうがいいのに。

関係を持つべきは中国です。あっちもずるいので気を付けた方がいいけど、中国は商売人の国だから、商売上の損得が合えば仲良くするのです。

 

他の事で。

プーチンは怖いはずだ」と前にここで私は言いました。

プーチンは怖さを知っている人だと思う。

ただこれは弱さではない。怖さを知っている方が、時に強くなる。

怖さを知っていれば油断がない。

死ぬ怖さ、殺される怖さ、クーデターの怖さを頭に浮かぶから、そうならないように入念に計画を練るのです。

逆に、怖さを知らないやつは油断があり無茶をする。そう言う人の方が消しやすいのです。

それに怖さを知っているから、他人も怖いのだと自覚している。他国が核を使われるのは怖いのを強く自覚してるから、それを上手く利用出来るのです。

だから困った事にはなりました。プーチンには隙が無いかも知れない。

 

ちなみに、戦争初めの方でアメリカが「まだロシアは核の準備をしてないから、まだ大丈夫だ」と言う情報を出しましたね。

核を使う前に、分かる前準備があるのだそうです。衛星画像から分かるのでしょうか? でも隠しながら準備も出来そうだけど、何か他にも知る要素でもあるのでしょうかね?

ただこれは、プーチンはわざと準備をしているのを見せ、それで脅すことも出来たと言うことです。しかししなかった。これは何か?

それはアメリカが本当に撃つと勘違いをして、普通攻撃でそこを潰しに来るかも知れないことを恐れたのでしょう。

だから口で核のことを匂わせるのに、準備をしたりして脅しすぎたりしない。ここにプーチンのしたたかさと、報復の怖さが頭にある事が分かるのです。

 

そしてこの事とか、飛行禁止区域はするなと言ったり、北方領土でミサイル演習をしてみたりなど、結構細かな動きを見せている。

つまり細かな配慮が出来るプーチンは、狂人ではないと言う事です。

そして細かな操作をしてる事から、負けてない事が見えてくるのです(負けていれば細かな事などどうでもよく、大きな状態をどうにかしようとするからです)。

 

今の所は、やはり私の前回の考え(大二次 Phoney War) が合っている様に思えます。

ただそうなると、終わり方がはっきりしない。

はっきりしないが(この私の考えが合っているのなら)早くロシアの軍部が止めたくなるくらいの痛手をこうむらせるしかない気がする(元々軍部は止めたいのだろうけど、プーチンにこれ以上は無理ですと、お願いするくらいにならないといけないという事です)。

 

22年 3月 14日 9時ごろ

 

段々動きが読めて来たように思える。

とにかくプーチンのやってる事、言ってる事はすべて額面通りには受け取らない方が良い。

でもそのままって事もあるので、考えすぎもドツボにはまりそうだけど、たぶんプーチンは基本は「やり過ぎる人」だと分かってきた。

 

例えばプーチンの側近で昔で言うKGBの様な組織のトップ、セルゲイ・ナルイシキンがプーチンに叱責される様な映像が流れてましたね。

明かにおかしな映像だったので、こんな事を流すプーチンはいよいよおかしくなったのだ、と報道で皆言ってましたね。

しかしわざとかもしれない。つまり「仲が悪くなった」と印象付けたいのだと思う。

それでこの人は多分敵対しそうな人や、クーデターを起こしそうな人に近づくのでしょう。「もうプーチンには付いて行けない、だから一緒に転覆させよう」とか言いながら。もちろん嘘です。敵のあぶり出しです。

このセルゲイも元KGBなのだから、何でもしそうです。鵜呑みにしたらダメですね。

 

そうなると、軟禁されたと言う「ロシア情報機関幹部」と言うの怪しく思っておいた方が良い。

もちろんこれは額面通り、敵対しそうなで捕まえた可能性もある。

しかしそうじゃ無いかも知れない。

一つはプーチンに「ウクライナは弱いと言う情報を与えたから捕まえた」と言いたいのかと思う。

つまりプーチンは「ウクライナがこんなに抵抗するなんて知らなかった。騙された」としたいのでしょう。

そうしたいのなら、これは逆だと言う事です。ウクライナの強さは知っていた、と言う事です。

もう一つはセルゲイのように、この人も敵だと思わせたいのかもしれない。ならこの人も後で敵側に近づき、敵をあぶりだすか、偽情報を流すのでしょう。

そもそもこれもロシア側から出て来た情報ですから、怪しんでおいた方が良い。

 

プーチン自体も元々KGBなのだから、言ってる事等すべて疑うべきです。

この当たり前が分かってない人達が、日本で騒いでますね。

諜報活動が苦手な国なのがここでも分かります。

有識者と呼ばれる人達が、何も見識がないのだから、おのずとこの国の未来が見えて来るのです。

 

22年 3月 15日 21時ごろ

 

ちょっと間違えてました。バイデンは「攻撃的な兵器を送ったら第三次世界大戦だ」と言ったのでしたね。

じゃあ追加で送る兵器と言うのは防御的な兵器と言う訳です。

なるほど、そうだと思えば納得……出来る訳ないだろ?

戦争前なら分かる。ウクライナからロシアへ攻撃できるような兵器を送らず、攻められた時用の兵器を送るのはかまわないだろ? と言うのは分かる。

しかしもう戦争は起きている。そしてプーチンが勝ちたいのなら、防御的兵器でも嫌に決まっている。そこに差はない。

 

ではもし、バイデンが追加に兵器を送るとしたあと、プーチンが「兵器を送る奴は参戦したと同じだ」と言っていたらどうだったのか?

バイデンが「そんな脅しにには屈しない!」と言ったら? もちろん世間から「核攻撃されるかもしれないだろ? 危ない事はするな!」と怒られたに違いが無いのです。

そもそも攻撃的兵器を送る事がやばいと言うのは、敵になったらやばいと言う事であり、ここで突っぱねると意味が通らないので、やらないだろうけど。

ではバイデンが「じゃあ止めます」と言ったら? そうしたら世間から「ちょっとプーチンが脅しただけでもう止める。なんて情けない奴だバイデンは」とならないだろうか?

つまりもしプーチンが脅して来たら、バイデンには勝ち札が残ってないと言う事です。

だからバイデン政権がよほどポンコツでなければ、こんな手は打たない。

ではなぜ追加支援などと言ったのか? それはプーチンはそんな脅しはしてこないと「知っていた」と言う事です。

だからバイデン政権はプーチンの思惑を知っていると言う事です。

 

東欧の三国の首脳がキエフに行くようですね。不自然ですね。

明かにゼレンスキー人気に乗っかろうとしていると思われます。じゃないと首脳が行く理由が無い。

しかしそうであっても、死ぬ危険性があるのだから褒めても良いと思う。

思うけど、でも不自然です。

戦争中でしかも包囲されようとしている首都にわざわざ出向くだろうか?

核や化学兵器の心配はどうなったのか?

もし大規模爆撃を始めたら、まきぞえを受けるかもしれない。

生きて帰れば「よくやった」だけど、もし流れ弾で死んだら「何やってるの?」と思われる事でしょう。

もちろん、宇宙からの状況を見てまだ安全だと思うから行くのだとは思うけど、それだけか?

プーチンは核も化学兵器も大規模爆撃もしないと「知って」いないだろうか?

 

時間も経ち、世界は段々状況を理解してきた事でしょう。

そこでプーチンのやろうとしている事は何なのかを、分かってきた筈です。

その答えは何か? ですが、やはり今の所「社会主義に戻ろうとしている」か「軍人粛清」しか私には思いつきません。さてどうでしょうか?