号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

ウクライナの細かな事 3月7日

22年 3月 7日 21時ごろ

 

もう皆言う事も段々なくなって来てるだろうし、私も同じような意見の繰り返しにはなるのだけど、それでも考えてみるのは面白い。

面白いと言う言い方は不謹慎だけど、やはりこういう切羽詰まった時に考える事は鍛錬になると思う。日本だって将来どうなるか分からないし。

 

橋下さんがまたウクライナ人の政治学者と口論をしてたようです。

どうも世間では橋下さんに反対の意見が多いようですね。

前にも言ったけど、これは橋下さんの言い方が良くない。言い方さえ変えればもう少し世間には同意を得られると思う。

橋下さんが政治家に不向きだったのはここですよね。他人の気持ちを考えられないのと、上手く相手に伝えると言う事が出来ない。

でもそれと、言ってる事の正否はまた別です。つまり言い方は良くないとしても、それとは別として内容を吟味する必要があります。

言い方が上手い人に乗ってしまうと言う事は危険だと言う事です。言い方が下手な橋下さんの意見もちゃんと聞いてみた方が良いと言う事です。

 

橋下さんは「NATOがロシアと話し合って妥協点をみつけろ」と言いたいようです。

そうしないと「ウクライナ人が多く死んでしまう」と言う事だそうです。

私が思うに、別に言ってる事自体は間違ってない気がするけどね。

これに対し世論では「結局はウクライナ人が決める事だ」と言ってます。それはそうですが、それが正しくないと思うから反対の意見を言ってるのです。

例えば自殺しようとする人がいて「個人の自由だから」と放って置くか? って事です。一応止めるでしょ?

 

これを聞いて「ロシアに妥協すれば、今後どうなるか分からない」と言ってます。

まさにそうですが、死んだ人の多数にとっては「妥協した方が生きられるのでまだよかった」となるのは間違いがないのです。

もちろん後で「これなら戦って死んだ方が良かった」と言う人だっているでしょうけど、その方が少数でしょう。

昔ならともかく、今の時代で、死んだ方がまだましな位、蹂躙される事はまずない。

もちろん「たぶん」なので、未来は誰にも分からない。だから最後決めるのはウクライナの人達なのは間違ってない。

でも橋下さんの意見は、検討の余地はあると思う。

 

私には日本人が「戦え」と言っている方が平和ボケな気もします。ドラゴンボールの見過ぎです。死んだ人はクリリンみたく生き返りはしない。

「妥協しない」と言う意味が分かっているのか?

核兵器を持ったロシア相手に、勝ちパターンがあるのか?

ロシアでプーチンが暗殺されればいいけど、それを一番警戒してるのがプーチンです。相手次第で出来るのかどうか分からない物を、あてにするのは愚策です。

 

それと、橋下さんの意見が正しい間違っていると言う事とは別に、どういうのが一番日本にとって楽かって言う事は頭に入れて置くべきです。

それは「理不尽なロシアと戦え!」と言う方が、日本人には楽なのを理解しときましょう。

ロシアは日本にとっても怖いし、北方領土返さないし、だけど海の向こうで遠いいし、だからロシアと戦い打ち破ってくれた方がいい。

それが出来なくても弱ってくれた方が良い。

怖い敵を他国が命を削って戦ってくれるのだから、その方が良いのです。

人とは弱い生き物だから、自分に都合のいい「バイアス」がかかります。だから注意です。

「戦っているウクライナ人の問題だから」と言いながら、実は「都合が良い」と深層心理で思っているかも知れない事は、頭に入れときましょう。

 

これは他の国もそうです。ヨーロッパの国々は経済的にも困ったと思っているでしょうけど、ロシアが暴挙に出た後なら、あの危ないロシアを叩いてくれる方が良いのです。

アメリカなんかはもっとそうで、対岸の火事だからかまわないし、ロシアと命をかけて戦ってくれるのが元ソ連のほぼ同族なので、もっとかまわない。

しかも経済後退局面だから、誤魔化せる。

だから戦ってくれる方が良いいので、武器は送る。ウクライナが勝っても良いし、勝てなくてもロシアが弱るから良い。

なのでアメリカは笑いが止まらない。

 

中国も仲裁に入るかもしれなくなってきましたね。

このままだとプーチンがつぶれるかもしれない。そうなったら多分アメリカ寄りな政権が立つだろう。そうなったら味方から敵になりそうなので、潰れてほしくは無いのです。

 

他の事で、高高度電磁パルス攻撃の事が出てますね。高高度核爆発の事ですね(別に今ニュースなどで出て来たのではなくて、始めから出てましたが)。

可能性はある。しかしこれが可能性がある時が来るなんてね。

ただ核爆発なのは間違いがないので、ギリギリまではしないだろう。

核攻撃の一発目は、人里から離れた所を狙う、と言われているので、その為に高高度で爆発させるかもしれない。

脅しの為にあまり人がいない所に撃つのだそうです。ただそうなると報復があるかもしれないので、一発目から大事な所を狙うかもしれないけど、その間を取って高高度核爆発はありえますね。

 

22年 3月 8日 21時ごろ

 

ユニクロが、ウクライナにお金は送るがロシアの店舗は閉めない、と言った事に対して思う事を書きます。

 

たぶんこれはロシアに気を使っているのでは無く、中国に気を使っているのかな? と思えます。

参考にユニクロ自体の店舗数を見ると、ロシアは50店舗位だが中国には800店舗はあるしね。(大事なのは親会社の事で、ユニクロだけじゃ無いのは知ってます。だから参考にです)

仲間だよと言いたいのだろうし、そうじゃ無いと生きて行けなのが中国ですね。

中国に生殺与奪権を握られている時点で普通は負けですが、衣料販売店だとしたら、それも間違ってはいないかもしれません。

色々なマイナスよりプラスが多いと言う事です。他の商売の様に、じゃあ他の国に行こうと思っても、販売店だから儲かる国が限られる。

今の所、他に中国レベルの規模があり、今入っていける隙間がある国がないのでしょう。

 

他にユニクロが多い国は日本です。これも800店舗はある。他に国はそんなにない。

だとすればロシアに店を開けている状態で、反応がどう出るかを気にするのはこの二国、中国と日本と言う事になる。

そしてロシアの店を閉めなくても、日本の影響はそんなにない。しかも中国にいい顔が出来るし、独裁国家なので目を付けられたらおしまいです。

だから商売としたら間違ってない。

しょせんブラック企業で名をはせたユニクロなので、やる事はえげつない。上手くやってるようで、実はあまり上手くは無いのがユニクロですし、それでもそこから這い上がって行けるのもユニクロです(もう一度言うけど会社名は違うのは知ってます。分かりやすく言ってるのです)。

つまり、マイナスが出ると知っていても、その後に利益が出るのを分かっているので、マイナスをやり通すのがユニクロです。ブラック企業と呼ばれても、始めに大きくなってしまえば勝ちだとそれを通し、確かに上手く行ったのがユニクロです。

だからたとえ叩かれても、ロシアの店を閉めない事が、後世に利益が出ると思えばやり通す。そんな人じゃないと、あんなお金持ちにはなれないのですよ。まともな人はあそこまでのお金持ちなんかなれない。宇宙に行った人を見るとわかるでしょ?

 

とかなんとか言いながら、私はユニクロによく行きます。所詮庶民では抗いきれないのですかね?

 

しかしです。それとは別にロシアから全ての店が撤退はどうかと思う。

少数の企業が残り「戦争は反対だが、ロシア人は敵ではない」と言うメッセージを言う企業が必要だとは思う。

それが出来る可能性がある敵側は日本だけです。味方の中国とか、ロシア寄りのインド、ブラジルがあるが、敵でないので意味がない。

欧米ではなく東洋人で、しかしアメリカ寄りだがNATOでない国、日本だけが少しの繋がりを残せるかもしれない。

まるっきり切ってしまうのは危険です。繋がりが無くなるから、ロシアの孤立が深まるだけです。

しかしそれがユニクロがやる事か? と言われたら、そうでは無いのですが、結果から言うとこれでいいかも知れない。

 

これは政府もそうです。少し様子を見ながらも、ロシアとの関係を持っていた方が良い。

決して孤立させない事が大事ですね。

 

22年 3月 9日 0時ごろ

 

そう言えば、義勇兵2万人が到着したようですね。

それで兵器も段々入っていってるようです。

 

で、極端な話、義勇兵と称しアメリカ人がアメリカの兵器を持って入っていったら? それはもうアメリカ参戦じゃないのか?

つまりどの程度の人が、どの程度の兵器を持って入るのかによるけど、もしこれが大きくなれば、もう欧米参戦なのですよ。

つまり欧米のやる気次第では、もうロシアの勝ちはない。

 

いやはや、これはこれで段々怖くなって来ましたね。

ただこれはアメリカも承知でしょうし、最悪を考え練っているとは思います。

ただ、何が実際出来るのか?

もしかしたらキューバ危機位の危機が来るかもしれないので、間違えるなよ、と思ってしまいます。

 

22年 3月 10日 10時ごろ

 

そう言えば、やっぱりユニクロ、ロシアの営業停止します、だそうですね。

やろうとする時も、止めようとする時も、この信念の無さとプライドの無さ。さすが商売人です。

全てを捨てて商売に集中出来る、これこそが金持ちになる秘訣ですね。参考になりました。

それでもユニクロはガタつかないし、柳井さんも死ぬまでお金持ちです。

なので良い悪いは別として、これが現実です。

そして全てを捨てて何かに集中出来る人物が、今回の戦争の時は役に立つのも事実です。

だから柳井さんはウクライナかロシアで指揮を取れば、結果を出す事でしょう。