号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

青い鳥

ニュースを見て思った事を書きます。

民間人の日本人で、初めて宇宙に行った人の話です。

 

結構どうでもいいニュースで皆騒いでたので、私は無視しようかと思ってました。

ただどうでもいいニュースで騒いでいる時の方が、世界は上手く行ってる時なのでしょう。

コロナが広まり始めた時はどうでも良くなかったですからね。

 

前澤さんが宇宙に行った事に対して、玉川さんが「金持ちの道楽」と言ったことに対して。

まあ多くの人が言ってるように、他人がとやかく言うことではないですね。

金がない人でも金の無駄使いはするのだから、他人が無駄使いをやっても言えた義理はない。

そう言うと「無駄使いではない」という人が出て来ますが、無駄使いとは普通は「他人にはそう見える」と言う事です。

フィギアだってアイドルのカードだって無駄だと思うのは他人であり、本人には無駄ではな無いからです。

だから他人が無駄だと思っても本人には大事かもしれない。

 

ただ「道楽だ」と言ったことに対して反論するのはどうかな? とは思う。

道楽は道楽だし、道楽は悪い言葉ではないからね。だからこれにうるさく言うのが不思議です。

もちろん、言いたい事は分かる。言った事ではなく、玉川さんの態度が気に入らないのでしょう。

では言い方が悪かったのか? と言うと、それもあるけど、それだけではないと思う。

アナウンサーという立場か? と言うと、これもまたあるけど、そこじゃな気がします。

つまりただ日頃の態度が悪いから、こういう時に叩かれるのでしょうね。

玉川さんだからこそ、この言葉と態度で、とても悪く言ったと皆が思えたのでしょう。

じゃあ玉川さんの態度が気に入らないと言えばいいのに、なぜか人は「感情で言ってるのではなく、言ってる内容がおかしいのだ」と正当化しますね。なぜでしょうね?

正当化してる時点で、多くの人が起きてる状況(自分の感情と、言ってる内容等)を把握してないように見えるのですが、どうでしょうか?

 

前澤さんに対しても、良くなく思ってるような事を言ってる人がいます。

これに対して「妬みだ」と言ってますね。安易で雑な見方ですね。

もちろん妬みはあるでしょう。

でもね。これも実は玉川さんに対してと同じで、日頃の態度が気にいらない人が文句を言ってるのです。玉川さん自身もそう思ったから、あの態度だったと思います。

例えばあれが前澤さんでなくで、明石家さんまさんだったとしたら、どうでしょうか?

同じ事をしても、文句を言う人は10分の1以下になると思えませんか?

さんまさんだってずっと成功者でお金持ちです。妬まれてもいい人です。

でもさんまさんなら文句言わないでしょ? まあ言う人も少しはいるでしょうけど。

 

前澤さんや玉川さんを見ていると、日頃の態度や、生きてきてやって来た事って大事だなあ、と思えますよね?

 

それに「妬みだ」とか「残念だ」とか言ってる人が多いけど、同じく成功者でお金持ちの堀江さんとひろゆきさんも「金出せば出来るものに興味がない」みたいな事をいってたじゃないですか。

なんで誰も「妬みだ」とか「金を稼いで夢を叶えた人に対して何いってるんだ」って言わないの?

堀江さんやひろゆきさんに対して言えないのなら、始めから言わなければいいのに、と私は思います。

 

そう言えば「夢を叶えた」なんて言ってる人がいますね。

確かにそうかもしれないが、どの程度の夢なのかな?

あの人、本当に宇宙に行きたかったと、本気で思ってますか?

私が思うに、50年前の一般の日本人がハワイに行きたかった、位の夢だと思いますけどね。

本当に宇宙に行きたかった人が「宇宙ナウ」って書きます?

 

では想像してください。

例えば「宇宙に行けるけど、誰にも言ってはいけない。これは秘密に出来るなら行けるプロジェクトだ」と言うものだったとしたら、どうでしょうか?

前澤さんは行かないだろう、と思いませんか?

「じゃあ言わなければ50億にまけてやる」と言われても行かない気がします。

もしそうだとしたら、あの人は宇宙に行きたかった人ではないということです。

宇宙に行くのが夢で叶えたければ、秘密でも他言無用でもいくのです。

もちろん実際は分かりません。だからあくまで私の予測でしか無いけど、多くの人は私と同じ予測をすると思います。

(この予測があってるかはともかく、こう思えた人が多いと言う事は、宇宙に行きたかった訳ではないと皆思ってたと言う事です。ならここで私が書いた事など皆思っていいはずの事です。もしここで書いた事に気が付かなかったとしたら、自分の感情も含めた起きてる状況を理解してない、と言う事になる。人は自分の感情さえも正しく理解はしてない事が多いのです)

 

あの人を見てると、どこまで行っても「金持ちが皆の注目を集めるために、金をばらまいているかわいそうな人」にしか見えないけどね。

しかも今回の金の使い方も「自分の体験」と「自分の名が歴史に残る事」と「注目を浴びる事」に使っている所もそうです。

他人の気持ちなど考えてないのと、考えられない人なのでしょう。

100億円もあれば、ジブリ映画レベルが二本くらい作れるだろうに。こういう夢なら自分も、そして他人も喜ぶ金の使い方になるが、そんな感性はない人なのでしょう。

 

面白いのは堀江さんですね。最近食べ物屋を始めたりしてますね。

なにか商売的にも成功しそうとか、色々理由があるのでしょうけど、もしかしたら「人との関わりが面白いと気づき始めて無いのかな?」と私は勘ぐっています。

人が喜び、そして自分も感謝され成功する。そこに人生の楽しみが有る事に、なんとなく気がついて来たのかな? と思っています。

 

そしてひろゆきさんもです。この人は生き方を考えるようなので、ここにたどり着いたのが早いですね。

この人が今やってる事もまた、人を喜ばせ、自分も感謝され成功もする事です。

いい人である事が、自分の幸せや、やりがいや、生きがいになるという事を体現して見せてるのが、ひろゆきさんですね。

もちろん、そこに自分の成功が付いてこないとやらないでしょうけど。

つまり「自分が大きく損してもやる」という感覚は無いでしょう。

でも、だからこそ上手いのです。いい人ではなく、上手いのです。

 

他人を喜ばす事が自分の幸せになると同時に、成功にもつながる時代になってきました。

それを強く皆に見せたのが、ひろゆきさんです。

彼がキーだったと、将来思われるかもしれませんね。

 

青い鳥はいつも自分の家にいるものです。

それを見つけに宇宙まで行っても、見付かりません。

地球は青かった」と言って見ている人は、地球にはいないのです。ただ青を見ているだけの人なのです。