号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

Yohooニュースを見て思った事 2

21年 12月 2日

YahooニュースやYoutubeなどを見て思った事を書きます。

ただの素人の感想です。考えるたたき台として聞いて下さい。

 

竹中平蔵「私が弱者切り捨て論者と言うのは誤解」、と言う記事が載ってました。「東洋経済」の抜粋ですかね。

この人を見てると「言葉ではなんとでも言えるな」とつくづく思いますね。

言葉だと嘘も言えるし、その時の都合が良い事も言える。当たり前の事だけど、この事を強く思わせてくれる人が竹中さんですね。

何を言ったか? 何を言うか? ではなく「何をしたかの行動が大事だ」と言う、当たり前の事を再認識させてくれます。

この人が「小泉政権の時に派遣労働をやりやすくして、非正規労働者を増やし、貧富の差を広めた」と世間では思われてますね。

その後派遣会社の会長に平気になるのだから、まあそう言う人です。普通は恥知らずだと思われるからやらない事を平気で出来る人です。

この人の問題は「この行動が恥知らずだったか?」は関係なく、そう皆が思うだろう事を平気で出来る人だと言う所です。

つまり世間の人の感情など分からない人です。機械的に考えて「間違ってないだろ?」とやれる人です。

最後は皆が願うのは幸せです。お金ではなく、そこから得られる幸せです。だから感情が分からない人が、国の未来を語る何てお笑い草なのですが、どうでしょうか?

 

この人が暗に言うのは「派遣労働は悪くない、賃金の格差が問題だ」と言う事です。

「同一労働、同一賃金じゃ無いのが問題なのだ」と言うのです。

しかしこの「賃金の格差」が直せてない状況なのだから「派遣労働などの非正規労働者を増やすのは危険だ」と考えられたはずです。そこを誤魔化しますね。騙されてはいけません。

例えば「警官は金がかかるから少なくしよう」とする。その結果「犯罪者が増えた」とする。そこで「犯罪を犯す人が悪いのだ。警官を少なくしてかかる金は減らせたので自分は悪くない」と言ってるようなものです。騙されてはいけません。

この人は自分にとって都合が悪い事は他人のせいに出来る人です、堀江さんと同じニオイがします。こういう人は自分に都合が悪い人は切り捨てられる人です。「悪い人」ではなく「自分にとって都合が悪い人」をです。だから私は人としたら信用しませんけどね。

 

竹中さんの言葉より、この人が何をやったのかが大事だと思いませんかね? 行動が大事だと思いませんか?

この竹中さんをまた使うのが岸田首相ですね。国民をなめてますね。

岸田さんは代表者です。自民党のです。菅元首相や二階さんだと選挙で負ける。だから顔をすげ替えました。しかしどっちも自民党の代表者ですよね? つまり顔は変わったが脳は変わってない。「仮面を変えれば選挙で勝つのだ」と言う国民を馬鹿にしたやり方です。

しかも岸田首相が「まだ何もやってない時が一番支持率が高いだろう」と言う事で、何かをやる前に選挙をやる。馬鹿にしてますね。

何を言うか? より何をやったのかが大事だと思いませんか? それを何もしない時の方が選挙に勝てると馬鹿にしたやり方です。

で、結果自民党は勝ちましたね。国民を馬鹿にした奴らの勝ちです。当たってたのですね。馬鹿だったのですね。

日大の理事長がやっと辞めました。この人、団塊の世代の右側の一つのひな型ですね。物語のキャラで作ったら、わざとらしいと思える位典型的な人でした。

この人はただの一人なのですが、この様な集まりが団塊の世代の一部分の象徴です。そしてこのような人が、この年まで大手を振って歩ける世の中を支えている人達がまた、団塊の世代です。

そしてこの世代が人口も多く、金ももち、今や最高権力者の年頃です。その人達が支えているのが今の政権です。

 

ひろゆきさんが「ブタのくせに自分は肉屋だと思っている人が多い」と言ってましたね。実は搾取されてるのに、自分は良い身分だと思っているブタが多いと言いたかったのでしょう。

これはあってると思いますが、この問題の根が深いのは、そのブタは豚肉にされる前に寿命で死んでしまう事です。

10年持てばいいのです。だから10年持ち、その後はどうなっても良い政策が今の自民党ですね。だからあってるのです。

そして残された人達が豚肉として出荷される。その時に始めて失敗したと思うのでしょう。

 

ではどの政党が良いのか? 他にいないだろ? と言われればその通りです。

しかし沈みゆく船なのだから、沈む前に何もしないと、ただ沈むのです。

これはやるべき事は何か? と言う問題です。単純に良い事ばかりではない。

前に言いましたが、何かをやりすべて上手く行く事は無い。何を選んでも「悪くなる」時もある。その中でより良いマイナスを選ばなければいけない時があります。

例えば、建物の二階で火事になったとします。階の上に逃げたら死ぬだろうと最近では分かっているので、下の階に逃げようとする。

その時三階から二階に行ったら燃えていて危険だ、怖いと思う。

なので上の階に逃げました。としたらどうなるのか? 焼け死ぬのです。

ここを抜けないと死ぬだけだとあきらめて、二階を抜け一階に行ければ助かる事があるのです。今はその時です。

そうすれば、たぶん火傷はするでしょう。でも死にはしない。そのより良いマイナスを模索する時が今の日本です。

もちろん良く考えないと失敗をする。二階は抜けたが一階も火の海で死ぬかも知れない。逆に上に逃げて屋上に行けば助かる事もたまにはあるでしょう。だから考え無ければならないのは事実です。

問題は考えているのか? です。

屋上に逃げたら10分は持つだろう。しかし日本の権力者の寿命は10分なのです。それについて行ったもっと長生きの人は、焼け死ぬかもしれないと考えるべきです。ポークステーキになりますよ。

話を戻し、他の政党が増えたらやばそうですね。ただそうなったらまともな自民党の人達も「このままじゃいけない」とやり方を変えるし、変えれるのです。

たぶん他の政党の勢力が強くなれば、またごたごたするでしょうけど、そのごたごたを乗り越えなければ焼け死ぬだけなのです。

まあ、前にあった民主党政権が頭にあり、結局無理じゃないのか? と言う考えが国民には浮かぶのでしょう。

でももう一度言いますが「沈むのか、焼け死ぬのか、ポークソテーになるのか?」と「ごたごたしてまた無理かもしれないかも知れないけど、生き残る道を探るのか?」の選択です。

死に行く人はどうでも良いのでしょけど、子供や孫の未来の世界がどうなるのか、最後に考えて死んでいっても良いと思います。何を残そうとしてるのでしょう?

 

次のニュース

原発事故で役員の責任追及の株主代表訴訟の判決が、やっと来年には出るようです。

当時の役員は自分に責任はないと言いたようですね。

大事なのは「どうなっても責任なんか取りたくない」と思っている人達が「日本で人が住めなくなる」事のキーを握っていると言う事です。

こんなただの民間の人達に、未来を握らせているこの国の法律が悪いのでしょう。

 

「22兆円の損害賠償」だそうです。

「これが通ってもそんな賠償出来ないだろう」とネットのコメントで言ってる人がいました。そうでしょう。

つまり「責任なんか取れない人達が、日本の未来を握っている」と言う事でもあります。

原発は、事故れば誰も責任なんか取れない物である」と言う自覚が必要です。

もちろん電力問題もあるので簡単な答えは無いのですが、国民が自覚して分かっていて選ぶべきだと思います。

原発は「逆宝くじ」ですね。何処まで行っても賭け要素が残る事も自覚しておきましょう。

地震もありますがテロもあります。ちなみに隣国からミサイル飛んで来たら終わりですね。核を持ってない隣国にも脅される国が日本なのは、自覚しておきましょうね。

 

重いので、次は軽いニュースから。

千原ジュニアさんが「何でドラマはええねん」と言った事に対して。

キングオブコントで母をないがしろにするようなコントをやったら炎上したようです。

まあ炎上なんて無視をすればいいと思いますけどね。

ただドラマと違う所もあります。

ドラマは悪く描いても「これは悪い事を描いている。そこから考えてほしい」と言うメッセージとも取れます。

しかしコントだと「それで笑ってね」と言う事ですからね。意味が違います。

だけどある程度のブラックユーモアも必要でしょう。

ただなんでも程度はあります。これも量の問題です。質の問題では無い。

今回のコントは、本当に問題があるレベルならもっと大きく炎上します。なら大した事は無いのでしょう。

大事なのは「基本として情報は制御しない」と言う事です。言論の自由です。

「それはどう考えてもダメだろう」と言うほど強く悪い影響があるもの以外は、ある程度悪い事でも伝えるべきです。そして「あれは良くない」と言う意見が出て、そこで初めて何が悪いのかが子供には分かる。

だから「情報は少し位悪くてもすべて出す」と言うスタンスでやっていくべきですね。

この当たり前が浸透して無いから、まだこの様な事があると騒ぎになるのでしょう。

 

更に軽いニュース、と言うかYoutubeで岡田さんの言っていた事を書きます。

岡田斗司夫さんは「ひろゆきさんは当たり前の答えを言っている」と言ってました。

「途中は過激だけど、答えは普通の答えを言うのが最近のひろゆきだ」と言うのです。

この事でひろゆきさんが言いそうな反論を、私が代わりに言います。

「論理的な考えをすれば答えはまず同じなる。だから普通の答えになるのは当然だ」とたぶん言うと思っています。

普通の事は、昔から沢山の人が考えてきて答えを出してきた事です。

昔の人も馬鹿ではないので、普遍的な事の答えはもう出てます。

だから普通の答えになるのが普通です。

「普通の答え以上のものがある」と言うのは中二病ですね。まずない。

まあ岡田さんは「もっとそれ以上の、もしくは違う角度からの答えもあるだろう?」と高みを目指している、とも取れます。

だけど、ひろゆきさんは言っている情報の範囲が大きいので、なかなか酷ではないですかね?

確かに岡田さんは「それ以上の答え」を目指してる様に見えるし、たまに普通以上の答えを出せる人なのは認めます。

なので岡田さんのこのコメントは、自分を褒めてもいるのでしょう。

ただ岡田さんは「策士策に溺れる」事も多い気がします。それ以上を目指したが、外れて無いかな? と言う時です。

ひろゆきさんで普通の答えだと言うのなら、松本さんや他のコメンテーターの言ってる事はどう聴こえているのでしょうね? たぶん雑音に聞こえている事でしょう。

 

岡田さんは「ひろゆきさんは良い人路線だ」みたいな事も言ってました。

私はこれが好きなのです。良い人路線がです。

「良い人が褒められ、認められ、金持ちになる」これがどれほど大事なのか、と言う事です。

このひろゆき路線が成功すれば、良い人になろうとする人が増える。それで未来は明るくなります。

「ただの良い人ではなく、正しい情報も言う。それがきつい事でも大事な事は言う」と言う所も合わせて大事です。ここもひろゆきさんは上手くやっている。

「良い人は褒められ成功する世界」これこそが大事なのです。

宗教では無いですよ。綺麗事でもない。

大事な事と言うのは「普通で当たり前」なのです。