号漫浪正大

輪るピングドラム ~物語を見直す

勝手にアナザーストーリー。

アニメ「Another」感想です。ネタバレです。

 

何か文句ばっかり言ってますけど、つまりまた文句です。

良い所は誰かがネットで言ってくれるので、私が言わなくてもいい気もしますしね。

 

何が悪かったのか?

まず何で大人も含めたみんなが知っている怪奇現象なのでしょうね?

あくまで子供たちの中の噂でしかなく、大人に言っても信じてもらえない方がよっぽどいいと思いますけどね。

中には信じてくれる大人もいるが、その人は変わり者でおかしいと他の大人には思われている、と言うのが定石ですね。

あとはなんでこの町から出れば大丈夫何て言ってしまうのか? 言う必要が無い。親に言って逃げようとした子供が死ぬ。それでどこにも逃げ道なんかないんだと子供たちは思う、でいいじゃないですか? 精神的に逃げれる様な味方の大人も、物理的に逃げれる場所も無くすのです。

最後の屋敷ももっと逃げれない所にすべきですね。小説「そして誰もいなくなった」みたく小島とかね。しかも冬のね。

そして最後のこの小島でもっと時間をかける。人が死んでいき子供は追い詰められていく。そしてとうとう仲間割れが始まる。とすべきですよね? 急に人を殺し始めるから嘘っぽいのですね。

仲間割れが始まる時に、初め明らかにおかしい奴が一人出てきて皆を殺そうとしだす。そしてたぶん一人殺す。そしておかしくなった奴を今度は皆で追い詰め、殺す気が無かったが殺してしまう。あいつは人殺しだし死んでもしょうがないと皆は言う。しかしここで段階を踏むことにより、人を殺す事のブレーキが緩くなる。そしてあいつが死人だと殺し始める。とすべきですよね?

最後の方で人が死んでもなんともない主人公もおかしいですね。あれも段階を踏み、初めは驚き後悔して、そして段々鈍くなっていく方が良いですね。

なんでみさきは「死人を知っていた」なんて言うのでしょう? じゃあ何で眼帯付けていたのか? 眼帯付けていたから分からなかった、でいいじゃないですか? しかも何かおかしく見える事は知っていたけど、それが死を表すとは知らず、最後らへんでそれに気が付くべきです。

最後の死人を殺す時も、なんで足を挟まれ逃げれない状態でバタバタしてるのでしょうね? こっけいでしたね。

あそこは確かに逃げれない様に足にケガでもさせておいて、そして言うべきですよね「私は死人じゃない。その子(みさき めい)の方が死人で騙そうとしてる」と。

そして主人公は最後みさきを信じて叔母を殺す。

その後にその判断があっていたと主人公は色々思い出す。

しかしこの記憶さえも本物なのか?

主人公がみさきに言う「終わったんだよね」

近くで交通事故が起きる。

みさきは言う「たまたまよ」そして笑う。

終わり

とするのが定石だと思いますけどね。